2位タイに浮上したM.ウィ。低迷期脱出の足がかりとなるか！？（Gregory Shamus /Getty Images）

米国女子ツアー第20戦「ステートファームクラシック」が、イリノイ州にあるパンサークリークCCで開幕。クリスティナ・キムが単独首位の座をキープしている。

10位タイで2日目を迎えた宮里藍。上位進出が期待されたが、スコアは伸ばせず通算5アンダーのまま。予選通過を果たしたほとんどの選手がスコアを伸ばしたために、38位タイまで順位を落としている。明日からの決勝ラウンドでは、巻き返しを期待したい。

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単独首位で2日目を迎えたキムは、この日は5バーディ、1ボギーでラウンドし、通算13アンダー。前日ほどの勢いはなくなったものの、上がり2ホールをきっちり連続バーディで締めくくっており、良いリズムで明日からの決勝ラウンドにつなげている。

通算12アンダーの2位タイに浮上してきたのは、メジャー戦「マクドナルドLPGAチャンピオンシップ」覇者のヤニ・ツェン（台湾）に、ベテランのシェリー・ターナー、J.Y.オー（韓国）、そして、ミッシェル・ウィの4人。中でも、ウィは1イーグル、5バーディ、ノーボギーと見事な内容でラウンド。長い低迷から脱出するきっかけとなるか、目が離せない存在だ。なお、前年度覇者のシェリ・スタインハワーは、通算2オーバーで予選落ちを喫している。