2014年 ザ・エビアン選手権

19歳キム・ヒョージュが記録的ロケットスタート!宮里美香と上原彩子が12位発進

2014/09/12 01:55
4バーディ2ボギーで回った宮里美香が、上原彩子とともに日本勢最上位スタートとなった(Stuart Franklin/Getty Images)

◇米国女子メジャー◇ザ・エビアン選手権 初日◇ザ・エビアンリゾートGC(フランス)◇6,453ヤード(パー71)

米国女子メジャーの今季最終戦は、記録的なロケットスタートとともに開幕。韓国の19歳キム・ヒョージュが、同ツアーのメジャーでは18ホールでの最少ストロークとなる「61」(パー71)をマークし、10アンダーの単独首位に立った。1番から出たキムは前・後半とも5つずつ計10バーディを奪い、ノーボギーで1日を終えた。

2位は8バーディ、2ボギーの6アンダーでカリー・ウェブ(オーストラリア)。5アンダー3位にハー・ミジョン(韓国)が続き、前年大会覇者のスーザン・ペターセン(ノルウェー)は4アンダーで、ブリタニー・リンシコムと並び4位で滑り出した。

5人が出場している日本勢では、上原彩子と前年大会の最終日をトップで迎えながらV逸した宮里美香がともに4バーディ2ボギーにまとめ、リディア・コー(ニュージーランド)らと並ぶ2アンダーで12位集団につけた。横峯さくらはイーブンパー43位、メジャー昇格前に今大会を2度制している宮里藍は、2バーディ5ボギーの3オーバーで79位。野村敏京は4オーバー85位と大きく出遅れた。

賞金トップのステーシー・ルイスは1アンダーで28位グループ。アマチュアランキング1位から今大会でプロ転向し、注目を集めたミンジー・リー(オーストラリア)は3バーディ4ボギーの1オーバーで63位発進となった。賞金2位で右手指故障からの復帰戦だったミッシェル・ウィは13ホールを終えて5オーバーとなったところで右手の痛みを訴えて途中棄権した。

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