昨年の大会では、3ホールに及ぶプレーオフを制して優勝を手にした朴仁妃

海外女子メジャーの今季第4戦「ウェグマンズLPGA選手権」が、8月14日（木）から4日間に渡り開催される。昨年まではニューヨーク州のローキャストヒルCCで開催されてきたが、今年は隣接する同州のモンローGCに場所を移して行われる。

今年出場する日本勢は、宮里藍、宮里美香、有村智恵、上原彩子、野村敏京の米ツアープレーヤー5人。前週の「マイヤーLPGAクラシック」では野村が躍動し、自身の米ツアーキャリアハイとなる4位フィニッシュを遂げた。賞金ランクでも日本勢最高位の31位につける好調を、メジャーの舞台に持ち込めるか。藍と美香も、コースは異なるが今大会では上位フィニッシュを重ねているだけに、今年も首位を脅かすプレーに期待したい。

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海外勢に目を向けると、直近ではヤニ・ツェン（台湾）、フォン・シャンシャン（中国）、朴仁妃（韓国）とアジア勢が3連勝中。ホームの米国勢はタイトル奪還を果たしたいところだが、6月「全米女子オープン」でメジャー初優勝を飾ったミッシェル・ウィは右手の故障により欠場が決定。復帰まで3～5週間かかる見込みとされている。

なお、2010年から今大会の冠スポンサーを続けるウェグマンズ社だが、今季を最後に撤退を表明。代わって、会計事務所大手のKPMG社がスポンサードすることが決まっている。さらに、来季からは全米プロゴルフ協会と手を組み、名称も「KPMG Women's PGA Championship」となる見込み。コースもニューヨーク州のウェストチェスターCCへ移される。

【主な出場予定選手】
朴仁妃、宮里藍、宮里美香、有村智恵、上原彩子、野村敏京、フォン・シャンシャン、C.カー、L.コー、S.ルイス、M.マーティン、S.ペターセン、M.プレッセル、L.トンプソン、Y.ツェン、K.ウェブ