36ホールの激闘プラス3ホールのプレーオフを制した朴仁妃（Scott Halleran/Getty Images）

◇米国女子◇ウェグマンズLPGA選手権 最終日◇ローキャストヒルCC（ニューヨーク州）◇6534ヤード（パー72）

初日の悪天候による順延で、最終日、36ホールに及ぶ決勝ラウンドが行われた「ウェグマンズLPGA選手権」。今季メジャー2戦目は、カトリーナ・マシュー（スコットランド）をプレーオフで制した朴仁妃（韓国）が、メジャー初戦「クラフトナビスコ選手権」も制しているため、年間グランドスラムへ一歩前進した。

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朴が1打リードで最終ホールを迎えたが、そのホールをボギーとしてマシューと並び、勝負はプレーオフにもつれ込んだ。18番、10番ホールを、交互に行われたプレーオフ3ホール目、マシューのボギーに対し、朴がバーディで締めくくり熱戦を制した。朴は今季4勝目をメジャータイトルで飾ると、世界ランク女王の貫禄を見せつけた。

通算4アンダーの3位タイにはスーザン・ペターセン（ノルウェー）、モーガン・プレッセルの2選手、通算3アンダーの5位タイにはエイミー・ヤン、シェラ・チョイ、ユ・スンヨン、申智愛の韓国勢4選手が並んだ。

日本勢では、第3ラウンドを終えて1アンダーの9位タイに浮上した宮里藍が、最終ラウンドでは1つスコアを落として、通算イーブンパーの15位タイでフィニッシュしたほか、宮里美香が通算3オーバーの22位タイ、有村智恵は通算5オーバーの33位タイ、上原彩子は通算7オーバーの44位タイでフィニッシュしている。