日本勢では宮里美香の34位タイが初日最上位

米国女子メジャー第2戦「マクドナルドLPGAチャンピオンシップ」が、メリーランド州にあるブルロックGCで開幕。ニコラ・カストラルが初日から7アンダーの好スコアをマークし、単独首位に立っている。

世界中のトッププレーヤーが一堂に会する今大会。その先陣を切って首位に立ったのはカストラルであった。1番2番と立て続けにバーディを決め、上々のスタートを切ると、前半さらに2度の連続バーディを奪って折り返す。後半14番からは、この日4度目となる連続バーディをマーク。最終ホールではこの日唯一のボギーを叩いたが、7アンダーでホールアウト。テンポの良いゴルフで初日単独首位に立っている。

＜＜　下に続く　＞＞

首位のカストラルを追うのは、ツアー1年目のアンナ・ノルドクビスト（スウェーデン）。こちらも前半に3連続バーディをマークするなどして6アンダーの単独2位。昨年のヤニ・ツェン（台湾）に続く快挙を期待させる新人が好スタートを切っている。

5アンダー、単独3位には、中国のシャンシャン・フェン。続く4アンダー、4位タイにはルーキーのステーシー・ルイスに、かつて14歳で南アフリカオープンを制した天才、アシュリー・サイモン（南アフリカ）ら7人が並んでいる。

注目の日本人選手たちの動向は、宮里美香が、ロレーナ・オチョア（メキシコ）、2002、2006年大会覇者の朴セリ（韓国）らと並び、初メジャーでもひるまずイーブンパーの34位タイ。一方、昨年25位タイフィニッシュと健闘した上田桃子は2バーディ、6ボギーの4オーバーで、現在賞金ランクトップのクリスティ・カーと並び117位タイ。大山志保は2バーディ、4ボギー、2ダブルボギーの6オーバー、137位タイと大きく出遅れており、早くも予選突破が危ぶまれている。その他の注目選手では、ミッシェル・ウィが15位タイ、昨年覇者のツェンは52位タイ、一昨年覇者のスーザン・ペターセン（ノルウェー）は75位タイとやや出遅れている。初日様子見といった雰囲気のあった有力選手たちが明日からどう動くのか注目したい。