2009年 LPGAステートファームクラシック
期間:06/04〜06/07 場所:パンサークリークCC(イリノイ州)
上位に変動、宮里藍は2打差の4位タイで最終日へ!
イリノイ州にあるパンサークリークCCで開催されている、米国女子ツアー第11戦「LPGAステートファームクラシック」の3日目。宮里藍がこの日のベストスコアをマークして通算10アンダーとし、4位タイに浮上。首位にはクリスティ・マクファーソンとクリスティ・カーが並んでいる。
日本勢で唯一予選突破を果たした宮里藍。47位タイと優勝争いとは離れた位置からスタートしたが、2番からの5連続バーディで猛追。さらに1つスコアを伸ばして前半を終えると、後半は11番から連続バーディをマーク。最終ホールではボギーを叩いたが、この日のベストとなる「65」でホールアウト。首位と2ストローク差の通算10アンダー、4位タイに急浮上し、逆転優勝の可能性も大いに出てきた。悲願の初勝利への期待が高まる。
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首位争いを演じているのは、マクファーソンとカー。マクファーソンは、13番までに5つスコアを伸ばしたが、ラスト2ホールで連続ボギーを叩いてしまい通算12アンダー。カーはイーグルスタートから着実にスコアを重ねたが、こちらも終盤に連続バーディを叩き通算12アンダー。勢いで上回るカーが今季2勝目を飾るのか? 明日の最終組から目が離せない。
首位の2人を1打差で追っているのは申智愛(韓国)。折り返しを挟んだ中盤にバーディを重ね、3つスコアを伸ばして通算11アンダー。こちらも今季2勝目を狙っているだけに、その動向に注目が集まる。その他、宮里藍と同じ4位タイには、朴セリとI-K.キム(ともに韓国)、スーザン・ペターセン(ノルウェー)ら有力選手が名を連ねている。最後まで予断を許さない戦いが続きそうだ。