2003年米国女子ツアー第14戦『ShopRite LPGA クラシック』が6月27日（金）から6月29日（日）までの3日間、ニュージャージー州アトランティックシティにあるマリオット・シービューリゾート・ベイコースにて開催された。

3日間競技は、初日首位に立った選手が優位ではあるが、短期決戦だけにハイペースでスコアを伸ばす選手が現れ、3日間首位をキープすることは難しい。しかし、今週は、初日に首位に立った選手が3日間スコアを伸ばし優勝を飾った。

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優勝したのは25歳のアンジェラ・スタンフォード。初日5アンダーでローラ・ディアス、クリス・リンドストロームと並び首位に立ったスタンフォードが、2日目にボギーを1つ叩いたが4ストローク伸ばし9アンダーで単独首位。そして最終日は、スタートから3連続バーディを奪い、中盤はパーセーブを繰り返すと16、17番で連続バーディを奪い2位以下を引き離した。

初日首位に立ったディアス、リンドストロームの2人は2日目以降スコアを崩してしまったが、スタンフォードはボギーを1つしか叩かず16アンダーまで伸ばした。今シーズンこれまでの最高は4週間前の「ケロッグ・キーブラークラシック」。キャリア通算でもこの試合の7位が最高だった。

13アンダー単独2位にはベッキー・モーガン。12アンダー3位にはローリー・ケーン、ジュリー・インクスターのベテランが並んだ。また、2日目に5ストローク伸ばし6アンダー9位に浮上し、逆転優勝が期待されたアニカ・ソレンスタムは、最終日にスコアを1つ崩し5アンダー14位と奮わなかった。

また、2日目に3連続バーディを奪い3アンダー19位に浮上していた小林浩美は、1バーディ3ボギーで2ストローク落としてしまい、通算1アンダー29位。イーブンパーの48位で予選を通過した片野志保は、4連続ボギーを叩くなどスコアを崩してしまい、4オーバー65位で競技を終了した。