日本人3選手のコメント/キア・クラシック2日目
2012年 キア・クラシック
期間:03/22〜03/25 場所:ラ・コスタリゾート&スパ(カリフォルニア州)
藍が再び優勝争いに名乗り!女王Y.ツェンが単独首位をキープ
◇米国女子◇キア・クラシッック 2日目◇ラ・コスタリゾート&スパ(カリフォルニア州)◇6,490ヤード(パー72)
首位タイからスタートしたヤニ・ツェン(台湾)が「68」をマークし、後続に2打のリードを奪って単独首位に浮上した。ヤニは序盤、3連続バーディを奪って勢いに乗ると、中盤7、8番の連続ボギーで後退。しかしヤニは後半に3つのバーディを奪う巻き返しを見せ再び単独首位に浮上、女王の貫禄を見せ付けた。「フロントナインではもったいないミスをしたが、『大丈夫』と自分に言い聞かせながら、その後は耐えることができた」と最後まで冷静さを欠くことはなかった。
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通算7アンダーの単独2位にはパク・セリ(韓国)、通算6アンダーの3位タイにはアリソン・ウォルシュ、ジョディ・エワート(イングランド)、申智愛(韓国)、キャロリーヌ・ヘドウォール(スウェーデン)の4選手が続いている。
初日に我慢のゴルフを強いられた宮里藍は、2日目は午前組、インコースからスタートした。前半、カラーから8mを沈めて1つめのバーディを奪うと、続く13番では3mを沈めて再びバーディを奪取。好調なスタートを切るも、後半は2バーディ、2ボギーの通算2アンダーでホールアウトし、9位タイと順位を上げた。昨日苦戦したグリーンも、「今日は昨日に比べて迷いなく打てたし、跳ねていてもそれに惑わされずに自分のストロークができたから、その辺りは凄くよかったと思う」と調子を取り戻し、先週の「RRドネリー LPGA ファウンダーズカップ」で2位タイの惜敗から、今季1勝をかけて再び優勝争いに名乗りを挙げている。
そのほかの日本勢は、金子絢香が1イーグル、3バーディ、6ボギーの出入りの激しい内容で、通算4オーバーの50位タイで決勝ラウンドに進出。宮里美香は2ダブルボギー、5ボギーの「81」を叩き、123位タイと大きく後退して予選落ちを喫している。