アリゾナ州にあるスーパースティションマウンテンG&CCで行われている、米国女子ツアー第3戦「セーフウェイインターナショナル」の最終日。首位を走るロレーナ・オチョア（メキシコ）が終盤もたつく中、女王アニカ・ソレンスタム（スウェーデン）が襲いかかった。

逆転を狙うアニカは、前半はスコアを伸ばせず我慢のゴルフが続いたが、後半で2つスコアを伸ばし、通算11アンダーでホールアウト。

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一方、通算13アンダー首位スタートのオチョアは、序盤でスコアを3つ落としてもたつくも、15番までに4つのバーディを奪い返し、そのまま逃げ切るかに思われた。しかし、16番で痛恨のダブルボギー、続く17番ではボギーとし、あっという間に通算11アンダーまで転落。オチョアが自滅する形でアニカに並ばれてしまい、決着はプレーオフに持ち込まれた。

プレーオフの結果、勢いのあるアニカが勝利し、同一大会2連覇と「マスターカードクラシック」に続き2試合連続優勝を果たした。次週行われるメジャー戦「クラフトナビスコ選手権」優勝に向けて視界良好といえる。

そのほか、通算8アンダーの3位タイにはベテランのジュリー・インクスター。通算4アンダーの12位タイには、アマチュアのミッシェル・ウィ。また、日本の東尾理子は通算5オーバーの49位タイで競技を終えた。