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F.ミノザが逆転でシニアメジャーを制す 室田、中嶋、井戸木は2位タイ

◇国内シニア◇第22回日本シニアオープンゴルフ選手権競技 最終日◇東名古屋カントリークラブ・西コース(愛知)◇7010ヤード(パー72)

単独首位から出た井戸木鴻樹は中盤のボギーで一時失速。終盤にかけ、室田淳フランキー・ミノザ(フィリピン)、中嶋常幸の3選手が首位タイに並び、優勝争いは混戦模様を呈した。17番で中嶋がボギーを叩くと、井戸木と並んで3位タイに後退。室田、ミノザが4アンダーの首位に並んで迎えた最終18番、最終組の1つ前でまわる室田が約1mのパーパットを外して痛恨のボギーとしてしまい、ツアー参戦2年目のミノザが、ただ一人4アンダーのまま勝利。ツアー通算2勝目をメジャーのビッグタイトルで飾った。

「正直震えている。うれしいです。日本オープンで過去2回(96年2位、97年2位)失敗しているので、その経験が活きた。当時は冷静さを欠いて、スムースさがなかった。ラフに入れても無理に攻めたり、今なら同じ状況でレイアップするということを日本オープンから学んだ」と、国内レギュラーツアーで7勝を誇るミノザが、シニアツアーの新しい舞台で本領を発揮した。

通算3アンダーの2位タイには室田、中嶋、井戸木の3選手、通算イーブンパーの単独5位にはブーンチュ・ルアンキット(タイ)、通算3オーバーの単独6位にはバリー・レーン(イングランド)が続いた。そのほか芹澤信雄が通算14オーバーの30位タイ、尾崎直道は通算15オーバーの32位タイ、青木功は通算18オーバーの38位タイでフィニッシュしている。

【上位選手のコメント】
室田淳 2バーディ、2ボギー「72」、通算3アンダー、2位タイ
「言葉が出ない、もう・・・。僕のパッティングでは勝てないですね、まったく。こんなもんでしょう。『2位の男』は5回目です。いいことがなにもありません。17番のバーディパット、あれを入れなきゃいけないよなぁ・・・」

井戸木鴻樹 3バーディ、4ボギー「73」、通算3アンダー、2位タイ

「ショット…乱れていたかな。自分ではいつもどおりのつもりだったけど。16番でチップインバーディを決めたときには、まだ最後までわからないと思ってうれしかった。正直ここまできたら勝ちたかったですね。もったいないというか、悔しい気持ちが残る。まだチャンスはあると思って、自分の課題として。今後、しっかりと身が引きしまる思いです」

中嶋常幸 4バーディ、4ボギー「72」、通算3アンダー、2位タイ

「精一杯やった。4番のボギーで開き直ったら5番、6番と連続バーディがきて、『来たぞ、来たぞ、流れが』と思ったね。7番もチャンスにつけ、第2打で最初6番アイアンをもっていたのに、欲をかいて少しでも距離をと、5番アイアンに持ち替えたら左だよ…。38年前…、1974年の日本アマ(東名古屋CC)の最終日もこんな雨だった。涙雨だな」

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