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キム・ジョンドクが完全優勝!ツアー2戦目の初勝利!

静岡県の裾野カンツリー倶楽部で開催された国内シニアツアー第2戦「ファンケルクラシック」の最終日。明け方の強い雨により、スタートが2ウェイに変更。8時50分にアウト・インともにスタートした。時折強く降りだす不安定な天候の中、通算13アンダーで単独首位からスタートしたキム・ジョンドク(韓国)が、4バーディ、1ボギーと3ストローク伸ばし、初日から首位を守り切る完全優勝を飾った。

通算12アンダーの2位タイには最終日に6ストローク伸ばした佐藤剛平と、タイのブーンチュ・ルアンキットが並んだ。さらに通算10アンダーの単独4位には、3位タイからスタートした羽川豊、通算9アンダーの5位タイにはディフェンディングチャンピオンの高見和宏フランキー・ミノザ奥田靖己が続いた。

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キム・ジョンドク、大会最多アンダーパーの記録も!>
シニアツアー参戦2戦目で早くも初勝利を飾ったキム。1番をバーディ発進とするも、7番をボギーのイーブンパーでハーフターンを迎えた。折り返し直後の10番(パー5)で再びバーディ、さらに14番ではティショットを右に曲げ、斜面からのセカンドショットをピン横6mにつけると、渾身のパットで捻じ込みバーディ。このラストスパートで2位に5打差をつけ、通算16アンダーで優勝を飾った。さらには、この16アンダーは大会最多アンダーパーの記録を塗りかえた。

佐藤剛平、優勝まであと一歩の結果に「次戦は3度目の正直?」>
シニアツアー開幕戦で羽川豊とプレーオフを争った佐藤剛平が、最終日に猛チャージ。6番から11番で6連続バーディを奪い、首位のキムに1打差に詰め寄りプレッシャーをかけた。しかし、13番でボギーを叩く間に、キムがスコアを伸ばして再び3打差を追う結果に。何とか喰らいつくも、18番をボギーとし2位タイでフィニッシュした。開幕戦から2戦続いたこの結果に、「惜しいのを2度もやってるからね。次は3度目の正直といきたいね」と、佐藤のリベンジは続く。

<単独4位の羽川豊「いい緊張感の中で戦えた」>
3位タイからスタートした羽川は、ボギーが先行する苦しい展開に。「こっちがやらなきゃいけないことを、キムさんにやられました」とプレッシャーをかけることができなかった。それでも、6バーディ、2ボギー、1ダブルボギーと後半に粘りを見せて単独4位に。「良い緊張感の中で戦えました。でも勝つパターンなら2位に入らなくちゃね…」と、結果を受け止め、次戦の準備を整える。(静岡県裾野市・糸井順子)

*記事中の記録に一部間違いがあったため、修正しています。(2011年8月24日)

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2011年 ファンケルクラシック



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