◇国内女子メジャー◇ワールドレディスサロンパスカップ 最終日（8日）◇茨城GC西コース◇6680yd(パー72)
6打差の単独首位で出た山下美夢有が3バーディ、2ボギーの「71」で回り、通算12アンダーとして逃げ切り、初日から首位を守る完全優勝を果たした。2001年8月2日生まれの20歳で、21世紀生まれ初の国内メジャー制覇となった。2021年4月「KKT杯バンテリンレディスオープン」以来のツアー通算2勝目。
大会での完全優勝は2003年大会（東京よみうりCC）を制したアニカ・ソレンスタム（スウェーデン）以来で、08年にメジャーに昇格して以降では初めて。
表彰式後の挨拶で「難しいセッティングの中で4日間、本当にいいプレーができてよかった。目標にしていたメジャーで優勝することができて本当にうれしく思います。まだまだこれからも試合がたくさんあるのでしっかり優勝を目指して頑張っていきたい」と話した。
青木瀬令奈は7バーディ、3ボギーの「68」と追い上げを見せたが、通算9アンダー2位に終わった。
賞金女王の稲見萌寧は「70」で回り、石川明日香とともに通算6アンダー3位。菅沼菜々、後藤未有が通算5アンダー5位。
安田祐香は「73」とスコアを落とし、竹内美雪と並んで通算4アンダー7位で終えた。前年大会覇者の西村優菜は通算イーブンパーの14位だった。
＜上位成績＞
優勝／－12／山下美夢有
2／－9／青木瀬令奈
3T／－6／稲見萌寧、石川明日香
5T／－5／菅沼菜々、後藤未有
7T／－4／竹内美雪、安田祐香
