2009年 ミズノクラシック
期間:11/06〜11/08 場所:近鉄賢島CC(三重)
桃子が2打差の4位タイ発進! 藍が8位タイで続く
USPGAツアーの公式戦でもある国内女子ツアー第31戦「ミズノクラシック」が11月6日(金)、三重県にある近鉄賢島CCで開幕した。雲ひとつない快晴に恵まれた初日、単独首位には6アンダーに伸ばしたブリタニー・ラングが立ち、トーナメントを引っ張っている。
ラングは、1イーグル、5バーディ、1ボギー。前半、後半とバランス良くスコアを伸ばし、米ツアー初勝利に向けて絶好のスタートを切った。5アンダーの2位タイには、H.Y.パーク(韓国)と鬼沢信子。鬼沢は6バーディ、1ボギーと完璧な内容。この日は同組でラウンドした全美貞(韓国)のリズムに自ら波長を合わせ、「私はせっかちだけど、ジョンミジョンさんみたいに、まったりとできればと思った。今日はリズムが良かった」とご満悦だった。
<< 下に続く >>
4アンダーの4位タイには、全美貞と宋ボベ(韓国)、ビッキー・ハースト(アメリカ)、そして上田桃子が続く。上田はティショットですべてフェアウェイを捕えるなど、ショットが絶好調。加えて、ロレーナ・オチョア(メキシコ)とのラウンドも「良い緊張感で回れました。自分の力以上に良いイメージが出てくるし、欲が出ない」と、プラスに働いたようだ。
3アンダーの8位タイには、古閑美保、北田瑠衣、ヤニ・ツェン(台湾)、申智愛(韓国)、宮里藍ら13人がグループを形成。USLPGAツアーで賞金女王の座を争う申と宮里が、互いに譲らず並んでの滑り出しとなった。横峯さくらは後半にスコアを崩し、1アンダーの32位タイ。その横峯と日本ツアーの賞金女王争いを演じている諸見里しのぶは、2オーバーの60位タイと出遅れた。「明日は、とにかく1つでも上にいけるように頑張りたい」と、2日目への巻き返しを誓っていた。