昨年大会は惜しくも優勝を逃した宮里藍。米ツアーでの勢いを、そのままメジャーの舞台に持ち込みたいところだ

今季国内女子メジャー第3戦「日本女子オープン」が、10月1日（木）から4日（日）までの4日間、千葉県にある我孫子GCで開催される。賞金総額1億4千万円で、優勝賞金は2,800万円。名実ともに女子プロゴルファー日本一を決める大会だ。

昨年は最終ホールまでもつれた優勝の行方。首位に並んだ宮里藍と李知姫の争いは、18番でバーディを奪った李が通算4アンダーで抜け出し、自身初のメジャータイトルを獲得している。

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今年も豪華メンバーが終結した。アメリカからは、宮里藍、上田桃子、特別承認の宮里美香、そして今年の全米オープンチャンピオンのチ・ウンヒ（韓国）が来日。米ツアーでは7月から7試合連続でトップ10入りを続けている好調な宮里藍が、05年以来となる同タイトル制覇を目指す。

一方の日本勢。現在賞金ランキングトップの諸見里しのぶは、今季のメジャー大会を2連勝中。夢のグランドスラムに向けての戦いとなる。同2位の横峯さくらは、賞金女王への力みは捨てているが、2週間前に今季4勝目を挙げたばかり。調子を上げて、この大舞台へと乗り込んできた。同3位の有村智恵も、先週思い入れの強かった宮城での大会を制しており、この試合がまさに賞金女王争いの天王山となる事だろう。

コースは関東の名門・我孫子ゴルフ倶楽部。6,559ヤードと距離もあり、グリーンは硬く、バンカーとラフに守られており、ティショットをラフに入れるとパーオンさせることは難しい。まずはフェアウェイキープ、そして難コースを前に4日間我慢を続けた選手が、栄冠に輝くことだろう。

【主な出場予定選手】
李知姫、宮里藍、上田桃子、宮里美香、チ・ウンヒ、諸見里しのぶ、横峯さくら、有村智恵、全美貞、三塚優子、古閑美保、馬場ゆかり、綾田紘子（アマ）、森美穂（アマ）