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小野香子、伸ばしてツアー2勝目

2000/08/27 18:00

出だし早々の2番でボギーとした小野香子。たちまち村口史子に並ばれてしまったが、4番以降ぱったりバーディの来ない村口に対して、ボギーもダボも出したがバーディも6ホール、積極的なゴルフの小野の方がまさった。前日のコメント通りひたむきでガムシャラなプレーが2年ぶりの嬉しい勝利を呼び込んだ形だ。

最終日の小野香子は6バーディ、2ボギー、1ダボ。「6番7番の連続バーディで、もしかしたら今日、頑張れるかもしれない・・と思いました。14番(パー3)のOBは、もうダメかとも思いました・・」

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14番では風を読み違え、ティショットに7Wを使ってOB。しかし半分諦めかけた16番パー3では村口がバンカー。このチャンスを生かさなくては、と必死にグリーンを狙ってわずかに外れた。しかしカラーから強気にカップを狙って貴重なバーディ。18番パー5はセカンドでまた7Wを使い、これがピン22歩に2オンした。しかしファーストパットは3メートルのショート。「まっすぐ強めに打てば入るから。真っ直ぐ!」と言うキャディの言葉どおりに打った。「最後のホールはスコアのことは考えず、2パットで行くことだけ考えました。やっと2勝目ができた。嬉しい・・」

楽な勝利ではなかった。「今日は村口さんのプレーを見て、賞金女王をとるような人は勝負のアヤというか、こういうプレーをするんだ・・と勉強しました。これからは、もっとカッコ良くゴルフがしたいです」

村口史子は悔しい1日だった。「もう、ナギ倒してやる・・・!というか、ウーッという感じ。ダメだね、ダメ。パター変えようかな、もう」

「14番(小野がOB)で、ここを入れて突き放せ!と思ったけどダメ。15番も思ったよりキレました。18番も今度は読み過ぎ。なんだか分からないうちに終わりでした、今日は。悔しいというか、悔しさを通りこして自分に呆れてるという感じです」

もちろん悔しいだけで終わってはいられない。「入らないを早く脱出したいです。そうしないとズルズル行きそう。ゴルフはパター。なんとか入れるように集中したいです」

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2000年 ヨネックスレディスオープンゴルフトーナメント



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