上田桃子が「新キャタピラー三菱レディース」を欠場
2001年 新キャタピラー三菱レディース
期間:08/17〜08/19 場所:大箱根CC(神奈川)
絶好調! 天沼知恵子が首位タイまで上がってきた!
国内女子ツアー「新キャタピラー三菱レディース2001」の2日目。初日上位がことごとくスコアを崩し、順位は大きく入れ替わった。しかし、初日単独首位の具玉姫はなんとか1オーバーで踏ん張り、首位タイにとどまっている。
「今日はオーバーしなければ良いと思っていたんだけど、オーバーパーはかっこ悪い。ショットが昨日より良くなく、あまりピンにつかなかったですね。明日は、まあ、とにかくいいプレーをしたいですね。明日がんばるしかない」日本ツアー19勝のベテラン具が、区切りの20勝に向け最終日を迎える。
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この日スコアを伸ばしたのは天沼知恵子と前田真希。先週の軽井沢で今シーズン3勝目を上げた天沼は「すごいピンチはありませんでしたけど、アプローチやパットでしのげました」というようにボギーを叩かない堅実なゴルフでスコアを3つ伸ばした。
「カトキチで勝ったことや、ニチレイでウェブさんと回れたことなどが自信になっています。ショットが良くなり、やはり気分良く回れてます。1打差とか意識しないで、明日回ってみて展開によって考えながら自分のゴルフをやりたいです」勝ちパターンを掴みつつある天沼が気分的に一歩リードしている感じだ。
天沼と同じくスコアを3つ伸ばした前田は「ショートアイアンが好調でした。ここ数年の不調は優勝していたときのスイングのイメージが取れなくて、少しづつわからなくなったんです。そこから、友達のアドバイスとか、ビデオを見たりして、それで今のスイングになったんです。これで確かだろうなあ、というのが今年のオフくらいからです」過去に6勝しているが、97年から優勝がなく最近はスランプに悩んでいた前田が復活のVを目指す。
この3人を追うのは、大金寿子、ト阿玉、安井純子、森口祐子といったベテラン勢が名を連ねている。