ニュース

国内女子ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップの最新ゴルフニュースをお届け

森田理香子が首位奪取、メジャー初勝利に王手

2013/05/11 13:34

◇国内女子メジャー◇ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ 3日目◇茨城GC西コース(茨城県)◇6669ヤード(パー72)

寒空を雨雲が包んだムービングデー。首位に4打差の4位タイから出た森田理香子が4バーディ、ノーボギーの「68」をマークして通算7アンダーとし、最終日を前に単独首位に立った。

<< 下に続く >>

2打差の2位タイにつけたのは森田同様、初の国内メジャータイトル獲得を目論む茂木宏美佐伯三貴。そして2011年の「全米女子オープン」覇者のリュー・ソヨン(韓国)が通算5アンダーで並んでいる。

予選2日間でトップだった藤田幸希は3ストローク落として通算4アンダー、イ・ジウ(韓国)と同じ5位タイに後退。そして2週連続優勝がかかる横峯さくらが3アンダーの単独7位から残り18ホールでの逆転を狙う。

<森田、悪天候も追い風に 初メジャー獲りへ王手>

「曲がっているし、アイアンショットも寄らない。なんでここ(首位)にいるんだろう?」。復調の気配は見せているものの、ショットの調子は決して万全ではない。しかし、ミスショットが大ケガに繋がらない範囲内に収まっていることが、メジャー初勝利に王手をかけた今の位置、そして昨年からの成長の現れだ。

最大のピンチは、2つ伸ばして迎えた折り返し直後の10番。ティショットを左の林に曲げ、2打目はサブグリーンへ。3打目のアプローチをピンそば1.5メートルに寄せ、ナイスリカバリーでパーを死守した。このホールに象徴されるように、ショートゲームの上達も昨年からの大きな進歩。「際どいパーパットも多かったけど、自信を持って打てている」。季節外れの寒さと降雨の中で、ノーボギーラウンドの支えとなった。

この日の悪天候も、森田にとっては恵みの雨。「ボールは止まるし、キャリーが出る選手にとっては有利だと思う。雨は嫌いじゃないし、苦手な人もいると思うから」。その目論見どおり、伸び悩んだ上位を横目にスコアを伸ばし、停滞するリーダーボードを着々と上がっていった。

メジャー初タイトルをかけて臨む明日の最終日。「スイングも今ひとつだけど、チャンスが来たら必ず入れるように。そのパットは持っていると思うので、自信を持ってやりたい」。今シーズン序盤の主役の1人が、言葉に力をこめた。

関連リンク

2013年 ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ



あなたにおすすめ

特集SPECIAL

やってみよう! フットゴルフナビ
サッカーとゴルフが融合した新スポーツ「フットゴルフ」の総合情報サイトです。広いゴルフ場でサッカーボールを蹴る爽快感を、ぜひ一度体感してみよう!
これから活躍が期待できるキラキラ輝く女子プロへインタビュー!普段では聴けない生トークを魅力全開でお届けします。

新着記事


ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!