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藤田幸希が単独首位!古閑美保は14位タイ

◇国内女子◇大王製紙エリエールレディスオープン2日目◇エリエールゴルフクラブ(香川県)◇6.419ヤード(パー72)◇雨◇ギャラリー数2118

降雨によるコースコンディション不良のため12時40分から1時間36分の中断を経て完了した2日目の競技。2日連続で「67」をマークした藤田幸希が通算10アンダーとして単独首位に浮上した。

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1打差の単独2位にこの日「66」をマークしたツアー未勝利の上野藍子。トップからは4打差、通算6アンダーの3位タイにヤング・キムアン・ソンジュ北田瑠衣宋ボベの4選手が並んだ。

逆転での賞金女王戴冠へのチャンスを残す横峯さくら李知姫(韓国)は通算5アンダーの7位タイ。有村智恵は2アンダーの19位タイとなった。20日(日)の最終日に、この3選手が優勝しない限り、アン・ソンジュの2年連続賞金女王が確定する。

今季限りでの引退を表明している古閑美保は通算3アンダーの14位タイ、米山みどりは2アンダーの19位タイで最終日を迎える。

なお、中学1年生のアマチュア松原由美が2アンダーの19位タイで決勝ラウンドに進出。12歳270日での予選通過は、金田久美子が2002年のリゾートトラストレディスで樹立した12歳298日を更新し史上最年少記録となった。

<連日の「67」で藤田幸希が単独首位>
朝から降り続いた雨だったが、藤田幸希は「もともと雨は嫌いではない」と余裕の表情。ランよりもキャリーで飛ばすゴルフスタイルは、「今日くらいの状態なら飛距離は変わらないし、アイアンはフライヤーで飛んでいた」と、5バーディノーボギーで連日の「67」を叩きだし、苦しむ各選手を尻目に通算10アンダーで単独首位に躍り出た。

賞金女王争いにシード権を巡る攻防、賞金ランキング25位までの次週の最終戦出場枠。さまざまな争いと無縁の藤田(現在の賞金ランキング15位)は、「(目標は)特に何も」とおどけてみせる。今週好調の要因は、女子プロの岡田伊津美にキャディをしてもらった先週、「基本的なことができていなかった」と気付いたからだという。周囲の喧噪をよそに、藤田は悠々と自身初の年間複数回優勝に突き進む。

アン・ソンジュ、3位浮上で賞金女王へ肉薄>
初日はパットに苦しんだというアン・ソンジュだが、すぐにリカバリーできるのが賞金ランク1位の実力なのか。雨にたたられた2日目だったが、「昨日はショートすることが多かったので、今日はショートしないようにプレーしました」と、6つのバーディを奪う快進撃。「フェアウェイを外さないように無理のないプレーをしました」と、ボギーも一つに抑えて「67」で通算6アンダーの3位タイへと浮上を果たした。

女王獲得を目前まで引き寄せるが、「(女王を)意識したら今日のスコアは出ていなかったと思う。今日は雨でも多くのギャラリーがいてくれて、良い緊張感を保ってプレーすることができました」と、自身のプレーだけに集中する。途中中断となり、第2ラウンドがキャンセルされる恐れもあったが、「そうなったら、とても寂しい」というアンの心配は杞憂(きゆう)に終わった。

古閑美保「18番に上がれるのがうれしい」>
初日に2アンダーと好スタートを切った古閑は、中断を挟んだこの日も4バーディ3ボギーと1つスコアを伸ばして通算3アンダー、14位タイでホールアウト。「全体的にショットが悪い」という古閑だが、「自分の力を出し切ってのラウンドです」と精いっぱいのゴルフを続けている。

昨日自身が望んだ通りの荒れた天気となったが、「みんな崩すどころか伸ばしてくるから、やっぱり私の実力がないんだな」とちょっぴり寂しい思いも味わった。それでも、「終わるのは土曜日より日曜日がいいし、9番よりも18番の方がいい」と、自力でその舞台は整えた。同組となったのは馬場ゆかり井芹美保子という九州勢2人。果たして、どんなラストシーンとなるだろうか?

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2011年 大王製紙エリエールレディスオープン



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