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アン・ソンジュ強い!福嶋をプレーオフで下し今季3勝目!

長野県の軽井沢72ゴルフ北コースで開催されている、国内女子ツアーの今季第15戦「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」の最終日。韓国のアン・ソンジュが、ホステスプロの福嶋晃子を激闘のプレーオフで下し、今季3勝目を挙げている。

初日から首位を守る安定したプレーの福嶋に対し、韓国のアン・ソンジュが2打差に迫る攻勢で首位を捕えた。最終日は互いに譲らぬ攻防戦が繰り広げられ、16アンダーと並んで迎えた最終ホールを両者パーとすると、決着はプレーオフに持ち越された。

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18番ホール(パー4)で行われたプレーオフ2ホール目、アンのセカンドショットはピン奥約13mにのせると、福嶋もピン手前6mのカラーに。アンが先にこの13mを渾身の力でねじこみ、福嶋はこれをはずしてアンが逆転優勝を飾った。

通算10アンダーの3位タイには、2日目に「65」をマークした横峯さくらと、金ナリ(韓国)、単独5位には通算9アンダーで藤本麻子が続いている。

<ミラクルウィニングパットを決めたアン・ソンジュ>

首位と2打差の通算10アンダーでスタートしたアン・ソンジュは、1番でバーディを奪うと右手を力強く握り締め気合を入れた。そして9番から3連続バーディを奪い単独首位に浮上し、その後も福嶋とのデッドヒートを繰り返す。プレーオフの2ホール目には、フェアウェイを捉えたティショットが、ディボット跡にはまりピンチとなる。しかし、この2打目をピンも右奥13mに運び、下りで少し右に曲がるラインを読みきって自分自身もビックリするようなウィニングパットを決めた。

福嶋晃子、大会5勝目はおあずけ>

初日、2日目と会心のゴルフで単独首位をキープしていた福嶋晃子は「序盤にスコアを伸ばせなかったのが残念」と、追いかけてくるアンに中盤で追いつかれ、抜かされたことを悔やむ。それでも「後半はよく粘ったと思います。15番ぐらいから体は硬くなるし、疲れが出ちゃったけど、なんとか最後までいけました。最後のアンさんのパットは決められたらしょうがないです。自分も諦めずに狙いましたが・・・」と、20ホールの激闘の末に破れながらも、悔いはないと話す。

<横峯は1番で脱落!6打差の3位タイ>

首位と4打差の通算8アンダー単独3位で最終日を迎えた横峯さくらは「2日続けて7アンダーが出れば・・・」と、バーディラッシュを狙った。ところが、1番で3パットでのボギーをたたき、早々に優勝争いから取り残されてしまう。「2人ともどんどんバーディを獲るので、すごいなーと思ってみていました」。優勝したアンと福嶋の戦いを羨望の眼差しで見ながらも、スコアを2つ伸ばして通算10アンダーの3位タイ。スタート時の順位はキープした。。(長野県北佐久郡/本橋英治)

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2011年 NEC軽井沢72ゴルフトーナメント



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