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朴仁妃が逆転、開幕戦を制す! 上田7位、横峯10位

沖縄県の琉球ゴルフ倶楽部で開催されている、国内女子ツアー初戦「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」の最終日。5位タイからスタートした朴仁妃(韓国)が通算11アンダーまで伸ばし、国内ツアー3勝目を手にした。昨年のアン・ソンジュに続き、2年連続で韓国勢が開幕戦を制した。

通算8アンダーの単独2位に佐伯三貴。通算7アンダーの3位タイに、宋ボベイ・ボミの韓国勢が続いた。単独首位からスタートした藤田幸希は、横峯さくらと並び通算4アンダーの10位タイに後退。上田桃子は通算5アンダーの7位タイで終えている。

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朴仁妃が年またぎの2連勝!

宮里藍宮里美香の沖縄期待の両名がよもやの予選落ちを喫してしまったが、晴天に恵まれた琉球GCには9,036人のギャラリーが来場し、2011年開幕戦の最終日を見守った。2日目を終えて単独首位に立ったのは通算8アンダーの藤田幸希。しかし、最終日に圧巻のプレーを見せたのは、通算5アンダーからスタートした朴仁妃だった。

最終組の一組前、上田桃子森田理香子と共にラウンドした朴は序盤からハイペースでバーディを積み上げる。2番、4番でバーディを奪うと、7番からは3連続。8番ではロングパットを沈め、9番は第2打をベタピンにつける好調ぶり。13番でボギーを叩いたものの、16番、そして最終18番もバーディで締め、2位に3打差をつける完勝だった。

今季も日米両ツアーで戦う予定という朴は、「賞金女王は無理」と割り切っている。目標は「昨年より良い成績を残すことと世界ランキングトップ10」。正確なショットとパットに加え、世界を股に掛けて戦うタフな朴が、昨シーズンの最終戦に続いて年またぎの2連勝を達成した。

佐伯三貴「今年も韓国人ばっかり・・・

昨年に続いて韓国人の2連勝となった国内女子ツアー開幕戦。そんな中、日本人最上位に入ったのは佐伯三貴だった。初日こそ「75」と出遅れたが、気持ちを切り替えて攻めに転じた2日目以降は「65」「68」と好スコアで追い上げた。終わってみれば、首位と3打差となる通算8アンダーの単独2位。最終日の17番、強い風が吹く中「力んでしまった」と、第2打をバンカーに入れてボギーとしたことを悔しがった。

「初日が悔やまれます。韓国の選手ばっかり・・・、強いですね。サンデーバックナインでどういうゴルフが出来るか。自分がもっともっとやらなくちゃいけないというのと、良い手応えを掴んだのと両方ありました」と、さばさばと振り返った。

藤田幸希は後半に失速

「パター、やっちゃったぁ・・・」。ホールアウト後の藤田幸希は、打ち切れないパットが続きスコアを伸ばせなかったことに溜息を洩らした。首位から出たものの、1バーディ5ボギー。「ずっと落ち着いていたんですけど、あまりにもパターが入らなくて。もっとシンプルにやりたかったけど、優勝したかったのかな」と、唇を噛んだ。

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2011年 ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント



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