2010年 スタジオアリス女子オープン
期間:04/09〜04/11 場所:花屋敷GCよかわコース(兵庫)
桃子、ショット覚えすぎて使い方を模索中!
国内女子ツアー「スタジオアリス女子オープン」の初日に7オーバー79位タイと出遅れた上田桃子。2日目にはスコアを1つ伸ばして6オーバーの27位タイまで順位を上げ、最終日も序盤の2番、4番でバーディを奪いスコアを伸ばしてきた。
ところが、6番、9番でボギーを叩き、後半も2バーディ、2ボギーと出入りの激しいゴルフを続けてしまった。それでも最終18番はバーディで締めくくり、通算5オーバーの18位タイでホールアウト。2日連続での最終ホールバーディということで笑顔かと思ったが、神妙な顔つきでクラブハウスに戻ってきた。
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「今日は凡ミスがなければビッグスコアもあったんです・・・」と、スコアを伸ばしたことよりもミスへの後悔を口にする。「パッティングは来週に向けて調整しようと思っていたら、良い感じになってきました」と、気持ちはすでに次週に向いていた。
次週はツアーで唯一、地元熊本で開催される「西陣レディスクラシック」に出場を予定している。「本当に調子は悪くないので、うっぷんを晴らしたいですね。地元なんで気持ちよくやれると思うので」と、次週こそは自分の週にしたいと考えている。
しかし、今週の試合の中で新たな課題も見つかった。それは状況ごとのショットをどうするかということで、上田はアプローチだけでなくアイアンショットも数多くの打ち方を習得してきた。しかし、状況に応じてどのショットが最善なのかで迷うことが多くなったという。「引き出しはたくさんあるのですが、それを自分のものにしないと・・・」と考え込む上田。世界で通用する技術を身につけてきた上田が、自在に多彩なショットで戦えるようになれば国内に止まらず、海外でも優勝を果たすはずだ。