2021年10月「ブリヂストンオープン」以来のツアー復帰戦となる石川遼

◇国内男子◇東建ホームメイトカップ 事前情報◇東建多度カントリークラブ・名古屋（三重）◇7081yd（パー71）

男子ツアーの国内初戦が31日、三重・東建多度カントリークラブで開幕する。例年は米メジャー「マスターズ」後に行われてきたが、今年は1週早い開催となる。1月の「SMBCシンガポールオープン」以来、約2カ月のオフを経て本格的なシーズンを迎える。今大会は無観客で開催される。

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前年は大会2日目に新型コロナウイルス陽性と判定された選手が出て3日目の競技が中止となり、3日間54ホールの短縮競技となった。最終日に首位から出た金谷拓実が3バーディ、2ボギーの「70」で回り、通算11アンダーでツアー3勝目を飾った。今大会は米ツアー参戦のため出場しない。

昨年10月に米国から帰国後の自主隔離期間中に隔離措置違反が発覚し、11月から1カ月の出場停止処分を受けた石川遼がツアーに復帰する。10月「ブリヂストンオープン」以来、約半年ぶりのツアー参戦となる。

2週前に欧州ツアー初勝利を挙げたショーン・ノリス(南アフリカ)が“凱旋”出場するほか、賞金王のチャン・キム、木下稜介、谷原秀人と昨季ツアー終盤戦を盛り上げた面々も集結する。

19歳の久常涼をはじめ、大西魁斗、桂川有人、河本力ら若手の活躍が期待される一方で、日本プロゴルフ協会(PGA)前会長で66歳の倉本昌弘が2013年大会以来9年ぶりに出場を果たす。藤田寛之や谷口徹らシニアのプレーも注目される。

＜主な出場予定選手＞
チャン・キム、今平周吾、池田勇太、宮里優作、木下稜介、谷原秀人、ショーン・ノリス、石川遼、谷口徹、星野陸也、宮本勝昌、片山晋呉、久常涼、倉本昌弘、藤田寛之、桂川有人、大西魁斗、河本力