蝉川泰果が地元・兵庫でプロデビューを果たす（写真は2022年日本オープンゴルフ選手権）

◇国内男子◇マイナビABCチャンピオンシップ 事前情報◇ABC GC（兵庫）◇7217yd（パー72）

今大会を含めてシーズンも残り5戦。今年で51回目の開催を迎える伝統の一戦は、賞金総額1億2000万円、優勝賞金2400万円をかけて兵庫のABC GCを舞台に3日、開幕する。前年大会は浅地洋佑が1打差を逆転してツアー3勝目を挙げた。

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今年は連覇を狙う浅地のほか、前年2位の石坂友宏と堀川未来夢、歴代覇者の石川遼（08年）、池田勇太（13年）、片山晋呉（03、05、06、16年）らがエントリー。賞金ランクトップの比嘉一貴や、同4位の大槻智春、同5位で初優勝を目指す岩崎亜久竜も名を連ねた。

比嘉を追うランク2位の桂川有人や、前週「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」を制した同3位の星野陸也は出場しない。

前年大会覇者の浅地洋佑

いずれも兵庫で開催された9月「パナソニックオープン」（小野東洋GC）、10月「日本オープン」（三甲GCジャパンコース）でアマチュア優勝を遂げ、10月31日にプロ転向を宣言した蝉川泰果は地元・兵庫県加東市でプロキャリアの第一歩を踏み出す。3連勝へ予選ラウンドは浅地洋佑、石川遼と同組となった。

前週にタイで行われた「アジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権」に出場し、今大会には主催者推薦で参戦する女子プロ山下美夢有の弟、山下勝将（近畿大2年）や松井琳空海（りうら、香川西高1年）らアマチュア勢の活躍にも期待がかかる。

＜主な出場予定選手＞
浅地洋佑、池田勇太、石川遼、石坂友宏、稲森佑貴、今平周吾、岩崎亜久竜、岩田寛、大槻智春、片岡尚之、片山晋呉、河本力、木下稜介、小鯛竜也、小平智、蝉川泰果、比嘉一貴、藤田寛之、堀川未来夢、宮里優作、宮本勝昌、松井琳空海（アマ）、山下勝将（アマ）