市原弘大が5打差逆転で今季2勝目 松山英樹は44位
2018年 カシオワールドオープンゴルフトーナメント
期間:11/22〜11/25 場所:Kochi黒潮カントリークラブ(高知)
今平周吾は賞金王戴冠なるか 石川遼は最終戦進出をかけてホスト大会
◇国内男子◇カシオワールドオープンゴルフトーナメント 事前情報◇Kochi黒潮カントリークラブ(高知)◇7315yd(パー72)
2018年の国内男子ツアーは残り2試合。最終戦「日本シリーズJTカップ」(東京よみうりカントリークラブ)はシーズンの優勝者などのトップ選手30人が出場するため、22日(木)開幕の「カシオワールドオープン」が、最後のフルフィールドの試合となる。賞金王、来季のシード権、最終戦出場といったそれぞれの目標に向かう108人が賞金総額2億円(優勝4000万円)を争う。
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前年大会はスンス・ハン(米国)が、4位から出た最終日に「66」をマークして通算13アンダーとし、ツアー初優勝を飾った。当地に会場を移した2005年以降、例年バーディ合戦が繰り広げられている。
賞金レースは最終局面に入った。ランキングトップを走る今平周吾は2位のショーン・ノリス(南アフリカ)に約2969万円差をつけており、3位以上で初の賞金王戴冠を決める可能性がある。ランク3位の稲森佑貴、前週「ダンロップフェニックス」で今季2勝目を挙げた4位の市原弘大ら後続選手は逆転に向け上位進出が求められる。
シード権争いは今大会が最後の戦い。賞金ランキング上位65人のツアーメンバーが来季の出場権を得る。71位の宮本勝昌、73位の香妻陣一朗らにとっては正念場だ。
主催のカシオ計算機株式会社と所属契約を結ぶ石川遼は、シーズン未勝利のまま賞金ランク25位でホスト大会を迎えた。今季のツアー優勝者およびランキング上位者など計30人が参戦する「日本シリーズJTカップ」の出場権をまだ確保していない。前年に1打差の2位で終えたホスト大会で好成績を残したい。
ハンは今平、時松隆光と同組、石川は藤田寛之、小田孔明と同組で初日のスタートを切る。
〈主な出場予定選手〉
スンス・ハン、秋吉翔太、池田勇太、石川遼、市原弘大、稲森佑貴、今平周吾、大堀裕次郎、片山晋呉、タンヤゴーン・クロンパ、重永亜斗夢、谷口徹、時松隆光、深堀圭一郎、藤田寛之、星野陸也、堀川未来夢、Y.E.ヤン、比嘉一貴、横田真一