永野竜太郎と重永亜斗夢が首位発進 池田勇太ら1差
2016/04/14 17:58
同組でプレーした27歳の2人が、国内開幕戦のリーダーボードトップを分け合った。10番から出た永野竜太郎と重永亜斗夢が「65」をマーク。ともに前半5アンダーに伸ばした貯金を活かし、6アンダー首位タイに並んでスタートした。
同じ組で回り、首位で滑りだした2人は熊本県出身の同級生。ともにツアー初勝利が待たれる存在だ。昨季賞金ランキング22位で終えた永野は2月の「レオパレス21ミャンマーオープン」で8位フィニッシュ。この日は前半11番で残り196ydの2打目をピンそば1mにつけてバーディを先行させ、ノーボギーで終えた。「ピンチらしいピンチもなかった。上出来じゃないですか。守ったら難しくなるコース。後半も攻めた」と話した。
重永も負けずに15番から鮮やかに4連続バーディを奪取した。ショットが不振のままシーズンに入ったが、こちらも「上出来です」というスタート。「まずはつまずかないことを考えた」と胸をなでおろした。
5アンダーの2位に池田勇太と松村道央。4アンダーの5位に、今大会2勝(2005、11年)の高山忠洋、昨季初シードの今平周吾のほか、薗田峻輔、市原弘大、塩見好輝、池村寛世、朴ジュンウォン(韓国)の計7人がつけた。
昨季賞金王のキム・キョンテ(韓国)は3アンダーの12位と上々の滑り出し。さらに1打差の18位に片山晋呉、近藤共弘、小平智らメジャーチャンプたちが続いた。
新選手会長の宮里優作は1オーバーの53位と静かな滑り出し。昨年「日本アマ」を制したアマチュアの金谷拓実は5オーバーの105位と出遅れた。