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深堀、丸山など首位4人 大混戦!

一波乱も二波乱もなどど予想したが、ほんとうに第混戦。丸山、エレラ、パリーはともかく、沈みかけたと思われた深堀圭一郎が66をマークして再浮上。ゴチャゴチャの群雄割拠状態になってしまった。

深堀圭一郎は6バーディ、1ボギー。「朝、パターがスムーズに動いたんで、これはいいかなと思っていたら2番3番と入ってくれた。ロングの11番では失敗してバーディ取れなかったので流れが変わったかな、と思ってたら12番でチップイン。すごく良かったですね」
朝から実は胃が痛かった。売店で薬をもらって服用した。1時間ほどで効きだした。去年のサントリーでも同じように胃が痛くなって崩れてしまったのだという。「明日は15アンダーくらいまで持っていけたら・・・優勝争いのできる位置にこれて、よかったです」

「体調? 超クソバッド!」という丸山茂樹はいつもの斉藤クンにかわる新しいキャディをつれてプレー。中学時代からの友達だという。まず3番4番を連続バーディ。16番17番でもバーディ。 「いい上がりだったね。11番12番はボギーだったけど焦りはなかった。どっかで取り戻せると思っていたから」
これも途中で胃が痛くなってきて「オレも斉藤と一緒に入院しようかな」と丸山。「深堀の虚弱体質がみんなに伝染しているんだよ。深堀病」なんだそうだ。

尾崎直道は7バーディ、1イーグル、3ボギーと出入りの激しいゴルフだった。最終3ホールはバーディ・イーグル・バーディ。 「上がりよければすべてよし。12番時点ではあきらめてたんだけど。でも14番16番でバーディにして速報版を見たら上のほうがあんまり伸びてないじゃない。17番でバーディとって18番はナシと思っていたら、それがチップインだもの」これでまた優勝を狙える位置にカムバック。
「どっかの誰かサンも上がってきたし・・上がりチップインイーグルとチップインバーディだって? そういうタイプなんだよな」と丸山は言うが、直道本人に言わせるとこのチップインには「運命みたいなものを感じる」そうだ。

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1997年 ゴルフ日本シリーズ日立カップ



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