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ジョーブ、プレーオフを制しての勝利

前日首位タイだった2人のマッチレース的な展開。二人ともスコアを伸ばしての死闘だった。18ホールでは足りなくて、プレーオフにまでもつれこんでの争いは、とうとうブラント・ジョーブの上に輝いた。

ジョーブは2番3番、6番7番とバーディ。しかし8番11番でボギー。ちょっと雲行きが怪しくなったきた。 「長い1日だった。ボギーを打ったのでなんとかバーディをと思っていたが、 12番でようやくイーグルがとれて気分が楽になった。ワッツも調子が良かったし、15番以降は難しいから、何がおきるかわからない。なんとか貯金を溜めておこうと考えたていたんだ」という。
しかし、長い1日は終わった。 「とにかく勝てて良かったよ。結婚費用がかかったからね」とジョーブ。1980万円。立派な引き出物。十分費用のもとは取れたはずだ。

「悔しいね」とブライアン・ワッツ。 「プレー自体は悪くなかった。ま、今日はジョーブに幸運の女神がほほえんだということだね。彼を讃えよう。一緒にプレーして楽しかったよ」

丸山茂樹は出だしのパー4でなんと「7」。しかしすぐ3連続バーディで4番ホールでイーブンに戻した。 「イヤー、やっちゃいました。セカンドの8番アイアンがギャラリーの方まで行ってしまって・・。でも後のプレーはまぁまぁ。この4日間、ずっと10位以内でプレーできたんで、自分としては満足してます。疲れが出ていた割りには、こんなものかなという感じ。また、頑張りますよ」

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1997年 国際オープンゴルフ東海クラシック



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