<こちらの44歳もまだまだ元気・・・! 桑原克典の生きる道>
1998年 東建コーポレーションカップ
期間:03/12〜03/15 場所:祁答院GC(鹿児島)
やっぱり・・ジャンボ尾崎が首位を奪う
このまま終わるような人ではないと思っていたが、やっぱり出てきた。この試合のディフェンディング・チャンピオンジャンボ尾崎。アウトでは3バーディ1ボギーの34。インはボギーなしの5バーディ、31。一気に首位の座を奪った。
「前半もまあまあだったけど、今日は後半、的が絞れてきたというか、そこそこの感じになってきたね」とジャンボも満足。「初日はフックに握っていたグリップを2日目はスクェアに戻した。そして3日目はその中間にしたのだ」と自ら解説した。
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シーズンが始まった当座はスウィングではなく手で打ってしまいがち。またどうしてもボールが右に抜けてしまう。だから球をとらえるために意識的にフックに握った。だんだん振れてきたら、少しずつ元のスクェアに戻してやる。そういう過程であるらしい。
「もう少しティショットでキャリーのあるボールを打ちたいね。いや、クラブでじゃなくて、スウィングでだよ」とジャンボ。アドレスにもショットにもパットにも、まだまだ課題が多くあるのだという。 「いまはいかに良いタイミングで振れるかが第一の課題。グリーンでもいかにスムーズなパッティングができるか。それに尽きるね」
丸山茂樹も34-35の69。決して悪いゴルフではない。これもいま自分のパッティングを取り戻そうと試行錯誤の真っ最中。明日、ジャンボのフィーリングがホンモノなら、堂々の開幕戦2年連続優勝という運びになるが、さて、すんなりいくかどうか。去年もフランコの追い上げにけっこう薄氷を踏む感じの勝利だった。開幕戦が、一気に盛り上がってきた。
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