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片山、26位から一気にトップ

JCBクラシック、第2ラウンド。10アンダーの原田三夫片山晋呉がトップ。2位には藤田寛之・堺谷和将ら4人。

8バーディを決めた片山晋呉、32・31で63をマークし前日26位から一気にトップへ躍り出た。昨日は7バーディを決めたが3ボギー、1ダブルボギーを叩いた。ところが今日はボギーがない「バーディがめちゃめちゃ出ている。昨日はつまらないOBがあったけど」
前日グリーンオーバーしOBだった4番は「絶対に飛ばさないように」手前から寄せてバーディ。「今日の4番はリベンジ。また3Wを使った。」

先週、先々週とイマイチで、3日目から崩れていた「何かを変えないとけない」と思い立った。そこで学生の頃使用していたパターを、引っ張り出して使っている。勝っているイメージしかない、優勝したこともあるパターだ。
オフにダイエーの工藤投手と一緒に自主トレをしたという。工藤投手の奥さんは高校の同級生のお姉さんだそうで以前からの知り合いとか。「試合に対する気持ちや、ゴルフに役立つことを色々と教えてもらった」

「今日は予選だけは残れるようにと思ってプレーした」とは原田三夫。しっかり65をマークして10アンダー貯金ができた。少し良くなって意識しはじめたらパターのタッチが変わってしまった。「やっぱり、変に意識するとダメですね」明日は「普通にゴルフしたい」という。

片山晋呉谷口徹はともに63打でコースレコードタイとした。今朝は体調が悪かったという谷口は「上がりの9番ホールはショートしてしまった。教えてくれればもっと強く打ったのに」と残念そうだ。入っていれば正真正銘ースレコードになっていた。ちなみに「優勝副賞のキャデラックがぜひ欲しい」と。5アンダーはトップと5打差、充分優勝を狙える圏内だ。

ジャンボは、前日1アンダー40位からのスタート。9バーディ、2ボギーとし通算8アンダーで7位まで上昇してきた。

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1999年 JCBクラシック仙台



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