ニュース

国内男子タマノイ酢よみうりオープンゴルフトーナメントの最新ゴルフニュースをお届け

水巻善典、逃げきって2年ぶり勝利

2000/06/18 18:00

「最終日、60台を出せば勝てる」とコメントしていた水巻善典。出だしからいきなり3連続バーディとして一気に勝ちムードに乗った。8番で一つ後退はしたものの、インに入ってからもまた3バーディ。文句なしのブッちぎり独走勝利だ。

スタートホール、水巻のボールはピン奥3メートルについた。幸先よく入った。キャディと「早くみんなを諦めさせようか」などと冗談も出た。2番ロングはアプローチを1メートルに付けてバーディ。3番は左手前6メートルと遠かったが、しかしまた入った。これでもう15アンダー!
「佐々木君(スタート時点で3打差)と朝しゃべったら、いい感じの話をしていた。彼が来るかな、とは思っていた。でもどちかと言えば前の組の真板君(2打差)、片山君(3打差)が最初は気になっていました」

クロスハンドに切りかえてから、自分の感覚にしっくりするようになったという。ホールアウトしてからスコアカードを見るとトータル23パットだった。「難しくないラインが多かったし、それにキャディさんの読みがピッタリ合っていた。それですごく安心してプレーできました」
「これで全英が近づいたね。出たいという気持ちは、初めて出場した93年よりずっと強くなっている。2年前よりも強い。全英前に優勝したいとは思っていたが、まさかこんなに早く勝てるとは思ってもいなかった・・・」

最終18番はドライバーを持った。ギャラリーが人垣を作っている光景を見て、3Iを持っちゃいけないな、と感じた。OBの確率は高くなるが、しかしあえてドライバーを振った。それだけ気持ちに余裕があったから、という。最終ホールは奥3メートルに3オン。最後のバーディパットを決めた水巻は待ってた長男・賢人君のもとへ歩んだ。今日は父の日。最高のプレゼントだった。
2年ぶりの優勝。もう昨年のように年末のQトーナメントで神経をすり減らさなくてもいい。24カ月のシード権。もちろん賞金ランキングでのシードも確定だ。

関連リンク

2000年 タマノイ酢よみうりオープンゴルフトーナメント



あなたにおすすめ

特集SPECIAL

宮本卓×GDO 旅する写心
ゴルフフォトグラファー宮本卓×GDOのスペシャルコラボコンテンツ。国内外のゴルフ写真を随時更新中!!
やってみよう! フットゴルフナビ
サッカーとゴルフが融合した新スポーツ「フットゴルフ」の総合情報サイトです。広いゴルフ場でサッカーボールを蹴る爽快感を、ぜひ一度体感してみよう!

新着記事


ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!