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宮本勝昌、J.Mシンが12アンダー。細川、田中が追う

国内男子ツアー「日本ゴルフツアー選手権イーヤマカップ」の3日目。午後からは雨が降り、グリーンが柔らかくなったのか上位陣はスコアを伸ばした。8アンダー3位タイからスタートした宮本勝昌が6番から4連続バーディを奪い、混戦を抜け出した。しかし、インドのJ.Mシンがボギーを打たない粘りのゴルフで12アンダーまで伸ばし、単独トップに立った。

「インサイドに引っ張らないようにするため、手と体が連動したスイングをする練習をしている」シンは1999年のジョニ-ウォーカークラシック(台湾)でバンカーショットの際、右手を傷めてしまった。治すのに1年半かかり、今も70~90%の回復状態という。

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シンに首位を譲った宮本は、15番、16番とガードバンカーにつかまったが、ピンそば20センチにつけるリカバリーを繰り返しパーセーブに成功。最終18番ではセカンドで2オンに成功したが、1メートル以上の段差をかけ下りるパッティングをのこした。ピンに対して90度の方角に放たれたパットは、グリーン外に出そうになるが、下り斜面に入るとカップめがけて転がりだした。最終ホールでバーディを奪い12アンダーで首位に並んだ。

「優勝したい。たまに勝つのが5年シードだったら嬉しい。もう一日いいプレーしたい。今まで3日目が悪いことが多かった。3日間もったので、あと少し・・・」今シーズンも優勝のチャンスがありながら、自らスコアを崩してしまった宮本は、この試合の優勝者に与えられる、5年間のシード権がのどから手がほど欲しいのだ。

2打差の3位には細川和彦が入っている。そして9アンダーの4位タイには田中秀道もつけている。先週のミズノオープンに優勝し、全英オープン出場を決めた田中の調子は良く、逆転での2週連続優勝を狙っている。

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2001年 日本ゴルフツアー選手権イーヤマカップ



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