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川村昌弘が首位タイに浮上!石川は30位タイ

◇国内男子◇コカ・コーラ東海クラシック 2日目◇三好カントリー倶楽部 西コース(愛知)◇7315ヤード(パー72)

大会初日も暑さそして例年よりも長いラフに各選手苦しめられたが、2日目はグリーンが硬く締まってきたため、スピンコントロールも難易度を増した。スコアメイクに苦しむ選手が続出する中、通算4アンダーをマークして首位タイに浮上したのはツアー1年目の川村昌弘だった。

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2アンダー5位タイからスタートした川村は、前半に2つのボギーをたたきイーブンパーまで後退。ところが、後半10番でバーディを奪うと、12番パー5から4連続バーディを奪う猛攻を見せた。川村と並ぶ首位タイには韓国のパク・ウンシンがこの日4ストローク伸ばしてきた。

通算3アンダー単独3位にキム・ヒョンソン(韓国)。通算2アンダー4位タイには宮本勝昌額賀辰徳キム・キョンテ(韓国)、S.J.パク(韓国)の4人が並んでいる。大会ホストプロの石川遼は通算3オーバーの30位タイとなっている。

<19歳・川村昌弘にまたも初勝利のチャンス>
フェアウェイキープに苦しんだ前半アウトで2つのボギーを重ねた川村。しかし後半スタート直後の10番で4メートルを沈めて最初のバーディを奪うと、一気にスコアを伸ばした。2オンに成功したパー5、12番から怒涛の4連続バーディ。14番では20メートル近いパットが決まるなど、運も味方につけながら浮上した。難関最終18番をボギーとしたが「フェアウェイにいったらミドル(パー4)、ラフにいったらロング(パー5)と考えているので」と意に介さない。今春に高校を卒業したばかりのツアールーキー、19歳とは思えぬ冷静なマネジメントで、難セッティングと立ち向かった。

ここ三好カントリー倶楽部は昨年、「日本アマチュアゴルフ選手権」で予選ラウンド敗退に終わった悔しさの残る場所だ。三重県出身で、ラウンド経験もあるコース。夏場に今大会の予行演習も行ったが「(ティグラウンドで)立ちづらいホールの連続です」と苦手意識も少なからずある。

しかし大きな武器になっているのが弾道を自在に操るドライバーショット。ゴルフを始めた頃から通った地元の丘陵コース、亀山ゴルフクラブでその技を磨いてきた。もともとボールが拭け上がるタイプで、ロフト角7.5度のヘッドを使用しているが、低弾道でランの出るショットを多用し、攻略に挑んでいる。

5月の「日本ゴルフツアー選手権」、前週の「パナソニックオープン」に続く優勝争いのチャンスだ。石川遼ハン・ジュンゴン(韓国)に次ぐツアー史上3番目の年少優勝がかかる。それでも「嬉しいけれど、まだ2日目です。このまま止まるわけではないですから。明日またボギーを打てば、この位置にはいないです。今年は一年間、健康でいること(がテーマ)。それは開幕から変わっていません」と、最後まで冷静だった。

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