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石川遼

石川遼、6位フィニッシュも無観客試合に「違う感覚だった」

1999年の日本ゴルフツアー機構(JGTO)発足後、初の事例となった“無観客試合”。愛知県の三好カントリー倶楽部 西コースで開催された「コカ・コーラ東海クラシック」最終日は台風17号の影響で、ギャラリーの入場を制限して行われた。石川遼はこの最終ラウンドで6バーディ、2ボギーの「68」をマーク。通算2アンダーの6位タイで大会を終えた。

普段の日曜日とは違う、“異様な”光景ともいえた。どのトーナメントでも一番の観衆を引き連れる石川組にも時折、飛ぶのは同伴競技者の声と、まばらな拍手。選手のプレー中に帯同を許されたのはボランティアを含めた運営サイドのほかは、選手のマネージャーやトレーナー、メディアのみ。ホールアウトすると「(気持ちが)盛り上がらなかった。良いバーディだと思っても、拍手がパラパラ…でしたからね。いつもと違う感覚だった」とした。

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静寂の中で行われたこの日、石川は2オーバーの16位タイから出ると、序盤から好プレーを見せた。3日目に続き前半2番(パー5)でバーディを先行させ、4番で2つ目。8番(パー3)でティショットをグリーン左奥の深いラフに外してボギーとするが、続く9番で手前から4メートルを沈めてバーディを取り返す。10番、11番もチャンスをものにして3連続。14番で6つ目のバーディを決め、16番(パー3)では第1打をグリーン右サイドのバンカーに入れてボギーを叩いたが、最終日に4ストロークを伸ばしてみせた。

それでも気にかかったのは日本で初体験となった“ギャラリーゼロ”の試合。「赤いパンツをはいて、こういう状況になったのは初めて勝った(2007年)のマンシング(ウェアオープンKSBカップ)の最終日のスタートの時くらいでは…アメリカのツアーで戦うときはこういう感じになりますけど…」と回想する。

「今週は決勝ラウンドのプレーに手応えがあった」と話し、トーナメント後半の巻き返しで7月の「セガサミーカップ」以来のトップ10入りを果たしたが、最後まで浮かない表情でコースを後にした。(愛知県みよし市/桂川洋一)

2012年 コカ・コーラ東海クラシック



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