2005年 日本プロゴルフ選手権大会
期間:05/12〜05/15 場所:玉名カントリークラブ(熊本)
谷原は詰め寄ることができず、S.K.ホが連覇を達成!ジャンボは8位
熊本県の玉名カントリークラブで行われている、国内男子ツアー第6戦「日本プロゴルフ選手権大会」の最終日。2位以下に2打差をつけてスタートしたS.K.ホ(韓国)が、最終日も堅実なゴルフでスコアを伸ばし、見事大会連覇を達成した。
僅差につけていた谷原秀人、藤田寛之がなかなかスコアを伸ばせず苦しむ中、前半で2つスコアを伸ばし、リードを3打差に広げた。だが、後半に差し掛かるとセカンドショット、アプローチが乱れはじめ、なんとかパーをセーブする。一方、谷原が13、14番で連続バーディを奪い、S.K.ホに詰め寄った。
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2打差で迎えた15、16番でS.K.ホが2打目をグリーン奥につけてしまいピンチを招いたが、なんとか返しのパーパットを決め、谷原につけいる隙を与えず。谷原はいずれもバーディチャンスを迎えていたが、惜しくもカップの横を通過し、追いつくことができず。最終ホールも絶妙なアプローチを見せたS.K.ホが1983、84年に中嶋常幸以来の快挙を成し遂げた。
また、この日7バーディノーボギーで周った今野康晴が、通算13アンダーの3位。この日のベストスコア「64」を叩き出した深堀圭一郎が、通算10アンダーの6位にジャンプアップした。
そのほか注目選手は、昨年の賞金王片山晋呉が、最終日にようやく本領を発揮しスコアを5つ伸ばし通算8アンダーの8位タイ。ジャンボ尾崎も年齢を感じさせないすばらしいゴルフを見せて、片山と同じく8位タイに入った。そして、3試合連続優勝のかかった尾崎直道は、9つのバーディを奪い猛チャージをかけたが、16番で痛恨のダブルボギーを叩くなどこの日はスコア「67」でホールアウト。通算7アンダーの13位タイで4日間の競技を終えた。