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谷原は詰め寄ることができず、S.K.ホが連覇を達成!ジャンボは8位

熊本県の玉名カントリークラブで行われている、国内男子ツアー第6戦「日本プロゴルフ選手権大会」の最終日。2位以下に2打差をつけてスタートしたS.K.ホ(韓国)が、最終日も堅実なゴルフでスコアを伸ばし、見事大会連覇を達成した。

僅差につけていた谷原秀人藤田寛之がなかなかスコアを伸ばせず苦しむ中、前半で2つスコアを伸ばし、リードを3打差に広げた。だが、後半に差し掛かるとセカンドショット、アプローチが乱れはじめ、なんとかパーをセーブする。一方、谷原が13、14番で連続バーディを奪い、S.K.ホに詰め寄った。

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2打差で迎えた15、16番でS.K.ホが2打目をグリーン奥につけてしまいピンチを招いたが、なんとか返しのパーパットを決め、谷原につけいる隙を与えず。谷原はいずれもバーディチャンスを迎えていたが、惜しくもカップの横を通過し、追いつくことができず。最終ホールも絶妙なアプローチを見せたS.K.ホが1983、84年に中嶋常幸以来の快挙を成し遂げた。

また、この日7バーディノーボギーで周った今野康晴が、通算13アンダーの3位。この日のベストスコア「64」を叩き出した深堀圭一郎が、通算10アンダーの6位にジャンプアップした。

そのほか注目選手は、昨年の賞金王片山晋呉が、最終日にようやく本領を発揮しスコアを5つ伸ばし通算8アンダーの8位タイ。ジャンボ尾崎も年齢を感じさせないすばらしいゴルフを見せて、片山と同じく8位タイに入った。そして、3試合連続優勝のかかった尾崎直道は、9つのバーディを奪い猛チャージをかけたが、16番で痛恨のダブルボギーを叩くなどこの日はスコア「67」でホールアウト。通算7アンダーの13位タイで4日間の競技を終えた。

2005年 日本プロゴルフ選手権大会



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