2007年 コカ・コーラ東海クラシック
期間:09/27〜09/30 場所:三好カントリー倶楽部 西コース(愛知)
宮里優作が単独首位! 石川遼は13位タイに急浮上し、予選を通過!
愛知県の三好CC西コースで行われている、国内男子ツアー第17戦「コカ・コーラ東海クラシック」の2日目。スタート時は曇に覆われていたが、時が経つにつれ強い日差しが降り注ぎ、気温は30度近くにまで上昇。厳しい残暑に見舞われる中、この日も3,805人(昨年は2,322人)のギャラリーが会場に足を運んだ。
ハードなコースセッティングにより突出した選手がなかなか現れない中、8位タイからスタートした宮里優作がこの日のベストスコアタイとなる「68」をマーク。通算4アンダーとし、2位以下に2打差をつけて単独首位に躍り出た。通算2アンダーの2位タイには、2週連続優勝を狙う篠崎紀夫、富田雅哉ら6人が並び、混戦の様相を呈している。
<< 下に続く >>
2位タイグループの中には、3アンダーの首位タイからスタートしたカミロ・ビジェガス(コロンビア)も名を連ねている。前半を通算5アンダーまで伸ばして折り返したが、このまま独走態勢を築くかと思われた直後の10番パー4でダブルボギー、続く11番パー4でもボギーを叩いて失速。結局スコアを1つ落とし、一歩後退して決勝ラウンドに挑む。
首位と5打差の2オーバー36位タイで1番ティからスタートした石川遼(16=杉並学院高)は、フロントナインをすべてパーで凌ぐ展開。バーディチャンスを惜しくも外した時もあれば、アプローチで寄せて何とかパーパットをねじ込む時もあるなど、我慢のゴルフが続いた。折り返し直後の10番では4メートルのパットを外し、ついにボギーを叩いてしまうが、「最高のところでバーディ2つがきた」と振り返る15番パー5と17番パー4でバーディを奪取する。その間の16番パー3では、ティショットを引っ掛けて左の崖に落とすも、そこから今日のプレーを象徴するようなナイスリカバリーでパーをセーブ。最終的には、この日2バーディ、1ボギーとスコアを1つ伸ばし、通算1オーバーの13位タイに上昇した。出場したプロツアー3試合ですべて予選突破を果たすとともに、優勝をも窺える位置で決勝ラウンドを迎える。
その他、片山晋呉は通算1アンダーの8位タイ、谷口徹は通算3オーバーの23位タイ。通算6オーバー51位タイまでの62名が決勝ラウンドに進んだ。