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~第2部 一人一人にあったクラブを提供するために~ 米国PING本社に潜入レポート!

第1部では、PING社の商品開発に関するこだわりを紹介したが、今回はPING社の肝である「クラブフィッティング」に関してお伝えする。最近ではクラブ量販店にフィッティングスタッフが現れるなど、日本でも関心が高まりつつあるが、第一人者としてフィッティングを提唱してきたメーカーはPING社以外に他ならない。

PING社の理念である「一人一人に合ったクラブを提供し、ゴルフをやさしく楽しくしてもらう」のために、40年以上も前からフィッティングを行ってきた。身長や腕の長さが違えば、適正なライ角やシャフト長さは違うことに着目し、独自でカラーコード表を作成。身長と腕の長さを照らし合わせ、適正なスペックをユーザーに提供してきた。最近では独自でフィッティング用のシミュレーションソフト「nFLIGHT」を開発し、実際の弾道から最適なモデルとスペック、さらには番手構成までを判断してくれる優れもの。

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でも、正確に適正なスペックがわかっていても、クラブを組み立てるにあたり、どうしても生産誤差が出てしまうのだが、PING社では組立工程でもこだわりをもつ。ユーザーからのオーダー通りのクラブ総重量、ライ角、シャフト長さになるようパーツを合わせて丁寧に組み立てていく。また、1セットごとに製品管理がされており、後日7番アイアンだけを注文しても、まったく同じスペックで買うことができるようデータ管理されている。

大手メーカーが大量生産して組み上げたアイアンセットと、ユーザーがオーダーしたスペックに合わせて1セットごと組み上げたアイアンセット、どちらが自分にフィットした信頼性の高いクラブなのか一目瞭然だろう。(米国アリゾナ州フェニックス/宮田卓磨)



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