前作を超える飛距離とワールドワイドな価格帯で勝負!「PING G20シリーズ」
8月2日、ロッテ葛西ゴルフ場(東京都江戸川区)にて、ピンゴルフジャパンの新製品発表会が行われた。今回発表した「PING G20シリーズ」は、7月に行われた「全英オープン」で同社契約プロが18名中9名が新しいドライバーを使用し、話題になったクラブ。PING GOLFのクラブ作りのコンセプトである「前作のものを超えない限り、新しいクラブを発表しない」というとおり、新たなテクノロジーを駆使して、飛距離と方向性を向上させたモデルだ。
また価格に関しては、挿さっているシャフトが異なるため若干の値段の違いはあるも、全世界どこで購入しても同じ価格になるよう、ゴルフクラブの価格を設定した。同社は、今後、物流システムが発達し、地域による価格のギャップを維持するのが難しくなると考え、どのメーカーよりも先駆けて行うことになる。
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なお「G20シリーズ」の発売日は2011年9月2日。
■重ヘッドで飛距離UP「PING G20 ドライバー」
ヘッドの大きさ、デザインの自由度を増すため、ヘッド重量を200g以上に設定。ソール後方部分に重量を持ってくることで、深低重心化を実現し、見た目の安心感と、高い慣性モーメントによる直進性、そしてビッグキャリーが可能となった。
また、フェースにも工夫が施されており、オフセンターヒット時にも飛距離ロスが軽減されるよう、トウ・ヒール側のフェース厚さを60%薄くして、反発を上げている。そのほか、ヘッド重量増加による振りづらさを解消すべく、シャフト手元側、グリップの下にに重量を持ってきて、カウンターバランスの効果で振り抜きやすく仕上がっている。価格は38,850円。
★主な使用プロ
・バッバ・ワトソン
・アンヘル・カブレラ
・ミゲル・アンヘル・ヒメネス
・クリス・ディマルコ
・大山志保
・上野藍子
■ラージヘッドで飛距離&方向性が向上「PING G20 FW」
前作に比べてヘッド体積が、各番手で約10cc大きくなったラージヘッドを採用。構えた時の安心感もさることながら、低重心化によりボールが上がりやすく、ヘッドの重みを意識して振りやすくスイングが安定する。価格は25,200円。
■高弾道でグリーンが狙える「PING G20 ハイブリッド」
アイアンの流れで設計されたハイブリッドモデル。ヘッド後方を大きくすることで、ボールの上がりやすさと、方向性が向上した。また見た目にもこだわり、フェース長を短く設計し、トップレールを2度フラットにすることで違和感を抑えた。価格は16,800円(スチール)、19,950円(カーボン)
■ラージヘッド、ワイドソール「PING G20 アイアン」
前作からのワイドソールはそのまま踏襲し、やさしさを追求。バックソールにはエラストマー素材をつけて、ミスヒット時の不快な振動を吸収させた。ラージヘッドと、極薄フェースで、トウ側に重量を持ってくることで、飛距離の出るアイアンに仕上がった。価格は1本11,025円(スチール)、1本14,175円(カーボン)。