タイガー、大逆転で1回戦突破!日本勢は初戦で姿を消す!
2008年WGC(世界ゴルフ選手権)の第1戦「WGCアクセンチュアマッチプレー選手権」が、アリゾナ州にあるギャラリーGCで開幕。接戦を制したタイガー・ウッズ、フィル・ミケルソンら32人が2回戦進出を果たしている。
ワールドランキング上位64人までの選手が出場、トーナメント方式のマッチプレーで行われるこの大会。昨年は3回戦で敗退し、雪辱を誓うタイガーは、今季好調のJ.B.ホームスと対戦。常にホームスが先手を取る展開が続き、13番ホール終了時点ではホームスの3アップ。絶体絶命のピンチに追い込まれたタイガーであったが、14番から4ホール連取して逆転。1アップで辛くも勝利を収めた。2回戦ではアーロン・オーバーホルザーと対戦する。
フィル・ミケルソンはパット・ペレツと対戦。終盤1度は追いつかれたものの、1アップで勝利。ティム・クラークを3&2で破ったスチュアート・アップルビーと2回戦で激突する。スティーブ・ストリッカーはダニエル・チョプラ(スウェーデン)と20ホールに及んだ勝負を制し、ハンター・メイハンとの戦いに挑む。なお、タイガーらと並んで、トップシードにランクされていたアーニー・エルス(南アフリカ)は、ジョナサン・バードに6&5で完敗。1回戦で姿を消している。
その他の上位シードでは、ディフェンディングチャンピオンのヘンリック・ステンソン(スウェーデン)、ビジェイ・シン(フィジー)、セルヒオ・ガルシア(スペイン)が勝利を収めたが、ジャスティン・ローズ(イングランド)はロッド・パンプリング(オーストラリア)に、ジム・フューリックはコリン・モンゴメリー(スコットランド)に敗れている。また日本から出場している片山晋呉はトレバー・インメルマンに最終ホールでアップを許し惜敗、谷口徹はウッディー・オースティンに6&5で完敗。世界の壁は厚かった。