M.シームの戦績・プロフィールなど
2013年 ハッサンII ゴルフトロフィー
期間:03/28〜03/31 場所:ゴルフ・ドゥ・パレロイヤル(モロッコ)
M.シームが単独首位で決勝へ 「マスターズ」出場権獲得に前進
2013/03/30 06:44
◇欧州男子◇ハッサンII ゴルフトロフィー 2日目◇ゴルフ・ドゥ・パレロワイヤル◇6,951ヤード(パー72)
「ハッサンII ゴルフトロフィー」の2日目、初日から首位をキープしているマルセル・シーム(ドイツ)が通算12アンダーと4ストローク伸ばして単独首位をキープしている。
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この日、8時05分にインコースからティオフしたシームは、10番、11番を連続バーディ発進とし、序盤から攻勢をかけると、さらに2つのバーディを奪うなど、一時は後続に5打のリードでその差を広げた。中盤に2つのボギーでスコアを落とすが、後半も3つのバーディで取り返し、7バーディ、3ボギーの「68」をマークした。
「4番、7番のボギーは自分でも信じがたい。フェアウェイセンターにボールを運んだのにね。全体的に手堅いゴルフが出来たと思う。カップ位置は昨日よりもタフな場所に切られていたけど、ボールもコントロールできたし、チャレンジングに楽しめたラウンドだった」と、この日のラウンドを振り返った。「マスターズ」出場権のかかる大一番となる今大会にも「自分のベストを尽くすだけ」と冷静だ。夢の切符とツアー通算3勝目を懸け決勝ラウンドに臨む。
首位と3打差、通算9アンダーの2位タイに続くのは、デビッド・ホージー(イングランド)とミッコ・イロネン(フィンランド)の2選手。「結果的に、好位置で週末(決勝ラウンド)を迎えられたことはとても嬉しい」。初日の強風の中で「68」をマークしたホージーは、2011年大会の覇者として、同一大会2勝目に向け決勝ラウンドへ駒を進めた。
通算7アンダーの単独4位にはパブロ・ララサバル(スペイン)が浮上。10バーディ、2ボギーの「64」をマークして大きく順位を上げている。そのほかイタリア出身のフランチェスコ・モリナリは、通算イーブンパーの31位タイ、兄のエドアルド・モリナリは初日の「81」をこの日は挽回、通算3オーバーの58位タイに滑り込み、揃って決勝ラウンド進出を決めている。
ロバート・ロック(イングランド)、アルバロ・キロス、ホセ・マリア・オラサバル(いずれもスペイン)ら欧州ツアーを代表する強豪らは予選ラウンドで姿を消すこととなった。