苦肉の策!前代未聞の変則プレーオフ
2003年 Aa St オマールオープン
期間:06/12〜06/15 場所:セントオマー、Aa St オマーGC(フランス)
B.ラムフォードが、4日間走りつづけ完全優勝!!
2003/06/16 09:00
欧州男子ツアー第22戦『Aa St オマールオープン』が、フランスのセントオマールにあるAa St オマールGCで開催された。今週は米国で全米オープンが開催されているため、多くのトッププレーヤーが欠場し、少し寂しい顔ぶれになってしまった。しかし、普段優勝争いに絡むことのない若手選手には大きなチャンスが訪れた。
そのチャンスをモノにしたのは、オーストラリア出身25歳のブレット・ラムフォードだった。初日7アンダーの64をマークし単独首位に立ったラムフォードは、2日目こそ1ストロークしか伸ばせなかったが、決勝ラウンドに入っても60台のスコアをマークしツアー初優勝を果たした。
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今シーズンの欧州ツアーは最終日に逆転劇が数多く演じられているが、今週はラムフォードが2日目以降首位の座を一度も明け渡さぬ完全優勝を達成。1998年のオーストラリアンアマチュア選手権で優勝し、プロ転向後は欧州ツアーに挑戦を続けてきた。
これまでの最高位は2000年のトロフィーランコム、2001年のポルトガルオープンの7位だった。今シーズンは6試合に出場し、予選落ちは1回と安定した成績を収めていた。この優勝が自信となり、今後の活躍が期待される。
優勝したラムフォードと5打差の2位には、イングランドのベン・メイソンが10アンダーでフィニッシュした。3位はさらに4ストローク離れてイタリアのフェデリック・ビザーザとなっている。地元開催に活躍が期待されたフランス勢は、誰もトップ10以内に入ることが出来なかった。
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