欧州ツアー第30戦「BMWロシアオープン」が、ロシアのモスクワにあるル・メリディアン・モスクワCCで開幕した。今週は米国でメジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」が行われ、欧州ツアーの主要選手も出場しているため、若手や中堅の選手にとってビッグチャンスの大会となった。

初日トップに立ったのは26歳のカリーム・バラカ（ドイツ）。この日9バーディノーボギーの完璧なゴルフで単独首位に立った。現在欧州チャレンジツアーで奮闘中の選手である。

そして、2打差の2位につけたのは、同じく26歳のマーティン・ウィーグル（オーストラリア）。インコースからスタートしたウィーグルは、ダブルボギーを叩くなど、なかなかスコアを伸ばせずにいた。だが、後半の2番でイーグルを奪うと、その後4つのバーディで一気にスコアを伸ばした。昨年はプレーオフの末2位に敗れてしまったが、今年は雪辱を晴らすことができるのか。