逆転で嬉しい欧州ツアー初タイトルを手にしたR.デービス（Richard Heathcote /Getty Images）

モロッコにあるロイヤルゴルフ・ダルエサラームで開催されている、欧州男子ツアー第12戦「ハッサンII ゴルフトロフィー」の最終日。リース・デービス（ウェールズ）が通算25アンダーでルイス・オーシュイゼン（南アフリカ）をかわし、逆転で勝利を手にしている。

最終日の舞台となったのはルージュコース。ここで逆転の舞台が用意されていた。首位と2打差の2位タイで最終日を迎えたデービスは、立ち上がりの2番でボギーを叩いてしまい、いきなり暗雲が立ち込める。しかし、4番でバーディを奪い返すと、6番からは3連続バーディをマークして前半終了。連続バーディでスタートを切った後半、さらに連続バーディを追加して通算25アンダーとしたデービスが、逆転で欧州ツアー初タイトルを手に入れた。

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単独首位でスタートしたオーシュイゼンは前半6番から連続バーディを決めるも、デービスの猛攻を受け、首位を譲って折り返し。後半は12番でイーグルを奪い追いすがるも、その後14、17番でボギーを叩き万事休す。通算23アンダー、単独2位でフィニッシュしている。

通算18アンダー、3位タイにはトーマス・レべ（フランス）、トーマス・エイケン（南アフリカ）、イグナシオ・ガリード（スペイン）、ミッコ・イロネン（フィンランド）の4人。日本から出場している矢野は、12番でダブルボギーを叩くなど1ストローク落とし、通算4アンダー、49位タイで大会を終えた。

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