2009年 クラフトナビスコチャンピオンシップ
期間:04/02〜04/05 場所:ペブルビーチGL他(カリフォルニア州、ミッションヒルズCC)
さくら、課題を痛感したメジャーチャンプとのラウンド
「クラフトナビスコチャンピオンシップ」最終日を、通算3オーバーの20位タイで迎えた横峯さくら。昨年の19位タイという成績を上回ることを目指し、2008年にメジャー第2戦「マクドナルドLPGAチャンピオンシップ」を制したヤニ・ツェン(台湾)と同組で1番ティからスタートを切った。
「前半は風が読み切れなかった」という横峯は、スタートホールで2打目がグリーンに届かず、アプローチも寄せきれずにボギー発進。「ショットもコントロールできていなかった」と、6番のバーディを挟み4番、8番でもボギーを叩き、前半で2ストローク落としてしまう。それでも後半は2バーディとスコアを伸ばし、目標のアンダーパーにはあと一歩届かなかったものの、この日イーブンパーでフィニッシュ。通算3オーバーの25位タイで大会を終えた。
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「パットは悪くないし、後はショットの制度。あと2~3メートル寄ってくれれば、というショットが多かったですね」。最終日もショット後に右手を離す仕草が目立ち、表情を曇らせていた横峯。対して、この日3アンダーでラウンドしたツェンのショットの精度の高さに感心しきりだった。
「すごく勉強になりました。(私と)同じフェーダーだと思うんですが、打ちたいな、と思う所に打ってくるし、ショットの精度がぜんぜん違うと思いました」。メジャーチャンプのプレーを間近で見て、自分に課すべきテーマを痛感したようだ。来週は日本に帰国し、「スタジオアリス女子オープン」への出場を予定している。ハードな日程となるが、今週に得た多くの経験を活かし、早々とシーズン初勝利といきたいところだ。