ビッグスコアが求めらるコースで、「ショットに不安がなくなりパットに集中できる」と気合十分

国内女子ツアー第16戦「アース・モンダミンカップ」が、6月22日（木）から千葉県のカメリアヒルズCCで開幕する。その開幕前日の21日（木）、同会場で行われたプロアマ大会に横峯さくらが出席、時折吹く強風と雨の中、18ホールをラウンドした。

今季14戦に出場し、7度のトップ10フィニッシュとまずまずのシーズン序盤のようだが、本人はこの結果にも不満顔。昨年6月の「リゾートトラストレディス」で1勝を飾ったが、以降未勝利が続いている。「もう、これ以下は（これより悪くなることは）ないと思います」と、先週の「ニチレイレディス」では予選カットラインぎりぎりで辛くも突破し、37位タイフィニッシュした横峯だったが、3日間で好転に繋がるヒントを掴んだようだ。

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「ときどきショットが左に曲がってしまって・・・そういうホールでボギーを叩いているんです」とフェードヒッターの横峯が逆球に悩まされた。「アドレスで少しオープン（スタンス）に変えたら悪くてもまっすぐに出るようになりました」と、キャディであるジョンのアドバイスが奏功、「チャンスが増えてくれるといいです」とようやく安堵の表情に変えた。

この日のプロアマ戦では、ティショットを確実にフェアウェイセンターに置くなど、その好調さを早くもアピール。「コースはとても広いし、グリーンは傾斜も少なく大きめ。当然ながらビッグスコアが出るので、初日から攻めていきたい」。まずは今季1勝を目指す横峯の奮起が、まもなく見られそうだ。（千葉県袖ヶ浦市／糸井順子）