「パットが入ってくれた」と目の強い高麗グリーンも攻略。7位タイの好スタートを切った横峯さくら

静岡県の川奈ホテルゴルフコース・富士コースで開幕した「フジサンケイレディスクラシック」初日。横峯さくらは4バーディ、2ボギーの「70」でホールアウトし、首位に2打差の2アンダー7位タイと上々のスタートを切った。

この日は午後から小雨が降ったものの、“川奈名物”の海風はなりを潜め、風が苦手な横峯にとっては願い通りのコース状況。「セカンド（の残り距離）が長いホールが多い前半は耐えて、という感じだった」というアウトを1ボギーに留めると、インに入りチャージをかける。

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11番（パー3）、14番と4mを沈めてバーディ。さらに16番（パー5）で2オン2パット、17番（パー3）では4mを捻じ込み連続バーディ。最終18番はボギーとしたものの、「後半はチャンスにつけることができたし、今日はパットが入ってくれた。最後はもったいなかったけど、良いスタートが切れました」と納得の表情で及第点をつけた。

開幕前、川奈攻略に向けて攻守にメリハリをつけるプレーを目標に掲げていた横峯。その意識を胸に、前半は耐えて、チャンスが多い後半にバーディを重ねた展開に「大まかにはできましたね」と笑顔。プラン通りの流れで“鬼門”の初日に好発進を引き寄せ、今季初勝利への第一関門を突破した。（静岡県伊東市／塚田達也）