今シーズン開幕戦初日はアンダーパー。首位に3打差の25位タイと無難なスタートを切った横峯さくら

国内女子ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」初日。横峯さくらは、諸見里しのぶとアマチュアの比嘉真美子と同組で、午前10時27分にスタート。地元期待の2選手とのラウンドとあり、大勢のギャラリーがこの注目組の後に続いた。

スタートホールの1番、グリーン上で最初の大歓声を浴びたのは横峯。ピン手前13mの長いバーディトライは、「ちょっと強かった」とややパンチが入ったもののラインに乗り、そのままカップに吸い込まれバーディ発進。開幕前に課題にしていたロングパットから、今シーズンの初バーティが生まれた。

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3番（パー3）でティショットを左に曲げてボギーとするが、「あとは良い感じでショットも打てた」と、フェアウェイとグリーンに手堅く運ぶ安定したプレーを続ける。「ショートパットもイメージしたところに打てている」という感覚に反して、なかなかバーディが巡ってこないもどかしい展開が続いたが、2バーディ、1ボギーの「71」。無難に1アンダーにまとめ、首位と3打差の25位タイで初日を終えた。

横峯にとって鬼門の初日をアンダーパーでまとめ、「まずまずのスタートだったと思う」と安堵の表情。「ショットに関しては良い状態で臨めている。パットがもうちょっと。1日、1日という感じでやっていきたい」。静かなスタートから、徐々にギアを加速させてゆく。（沖縄県南城市／塚田達也）