パー5のティショットをラフに打ち込み、バーディチャンスを逃すパターンが続く横峯さくら

「CAT Ladies」2日目を2アンダーの16位タイからスタートした横峯さくらは、ボギーが先行する苦しい展開を強いられた。4番、6番でボギーを叩き、8番、9番（パー5）の連続バーディで巻き返しを図るものの、後半もボギー1つとスコアを落とす。この日2バーディ、3ボギーの「74」と1ストローク落とし、通算1アンダーの29位タイに後退した。

開幕前から5つあるパー5の攻略を掲げていた横峯だが、「（スタートホールの）1番でバーディを獲れず、勢いに乗れなかった」と悔いの表情。バーディは9番の1つにとどまり、プラン通りにスコアメイクできない流れが続く。この2日間でも、計10個のパー5のうちバーディは僅かに3つと、伸び悩む一因となっている。

得意の飛距離を活かしきれない原因となっているのは、ドライバーの微妙な乱れだ。「ティショットがラフにいってしまい、3打目をショートアイアンで打てていない」と、決定的なバーディチャンスに繋げられない。「明日は、最低でも60台で回りたいですね」と気持ちの切り替えに努めていた。（神奈川県箱根町／塚田達也）