浮き沈みの激しい展開となったが、優勝争いに踏みとどまり最終日を迎える横峯さくら

「スタンレーレディス」2日目を首位に2打差で迎えた横峯さくらは、「ショットがあまり良くなかった」と振り返りながらも、2番、3番（パー5）とバーディを奪う滑り出し。さらに8番（パー5）でも、グリーン左カラーからの3打目をパターで確実に寄せて、早くも3つめのバーディを奪取。首位に1打差に詰め寄り、追い風に乗って後半に突入した。

だが、10番（パー3）のティショットでは風を読み誤り、グリーン奥に外してボギー。12番でも「左からの風がけっこう吹いていた」と2打目を右に曲げてボギーとすると、続く13番でもボギーを叩き失速。それでも17番ではピンそば50cmに絡めてバーディ、続く最終18番も2メートルを沈め、「最後はいい上がりができた」という連続バーディフィニッシュ。6バーディ、3ボギーの通算8アンダーは首位に2打差、逆転優勝に望みを繋いで明日の最終日を迎える。

「このコースはバーディ合戦になるので、最終的にパットが入った人が優勝だと思う」と、最終日の展開を見据える横峯。「明日は5アンダーくらい、（通算）13アンダーくらいはいきたい」と目標を掲げるが、「それでは足りないと思う」と苦笑い。「16アンダーあったら大丈夫だと思う」という数字に少しでも近づくべく、自らの想定を上回るビッグスコアを目指す。【静岡県裾野市／塚田達也】