今季は好不調の波に悩んでいる横峯さくら。”世界一決定戦”で本来の実力を発揮できるか

海外女子メジャー第3戦「全米女子オープン」は7日（木）から4日間、米コロラド州のブロードムーア（イーストコース）にて開催される。昨年大会で日本人最高位の10位タイに食い込んだ横峯さくら。開幕前日6日（水）の練習ラウンドは、雷雨のため2ホールでの中断を余儀なくされたが、自身のコンディションの良さに自信を見せた。

諸見里しのぶとともにクラブハウスに引き上げてきた横峯は「残念だけど仕方ない」と普段通りサバサバとした表情で話した。前週の国内女子ツアー「日医工女子オープン」では苦しみながら45位タイで予選を通過。それでも最終日に「68」をマークして15位タイまで順位を上げて「元の調子に戻せて良かった」と優勝争いには加われなかったが、手ごたえがあった。

そして自身が迎える今季初の海外メジャーへ向け「状態は良い。（前日までに）18ホール回っているから大丈夫」と言う。芝が雨を含みコース状態が変わる可能性もあり「ティショットをフェアウェイにおくことが一番大事。グリーンは大きくて、結構アンギュレーションがある。（高地でのプレイ）ドライバーも飛ぶし、セカンドも2クラブくらい違う」と警戒するが「誰もが出られる試合ではないので、そういう意味では光栄。自分のベストを尽くしたい」と大舞台での飛躍を誓った。