12番でチップインバーディを奪い対戦相手の石川ともハイタッチ

国内男子（JGTO）、国内女子（LPGA）、シニアツアー（PGA）の3団体が激突する「Hitachi 3Tours Championship 2010」に、最多出場5回目の出場となる横峯さくら。午前中に行われたダブルス戦では、馬場ゆかりとコンビを組み、3アンダーをマークしてJGTOの藤田寛之、宮本勝昌チームと引き分けて2.5ポイントを獲得した。

そして、午後に行われたシングルス戦ではJGTOの石川遼とPGAの尾崎直道と対戦。12番から3連続バーディを奪うと、17番パー5ではイーグルを奪取。9ホールの戦いで5アンダーをマークし3ポイントを獲得した。

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「なんかこの大会に出ると遼くんと対戦することが多いのですが、今回初めて勝つことができたと思います。凄くうれしいです」と頬を緩める横峯。「11番で3mのパーパットが決まったのが大きいですね。12番はグリーン手前6mからチップインでバーディが取れましたし、そこから流れが良くなりました」と、シングルス戦を振り返る。

「チームとしては残念な結果になりましたが、私個人的には良い形で締めくくることができました」。9ホールで5アンダーの好スコアには納得の表情を浮かべる。横峯はオフシーズンの大半を地元の宮崎で調整する予定だが、1月には台湾で開催される試合に出場し、2011年の開幕戦直前にも試合に出て最終調整を行う予定だという。